story.99 ページ12
優斗「よっし、じゃあAの写真もとったことだし、次行くか。
……ほら、蓮も。機嫌直せって」
いまだに蓮は頬を膨らませて不機嫌そう。ていうか、態度が小学生にしか見えない。
というか……
あ「なんで私メイド服のままなんですか!?意味わかんないんですけど！あと、写真は速攻消してくださいっ！」
怜「なに？罰ゲームなんだから、おとなしくしてなよ」
あ「え、ちょっと怜こわすぎるんだけど。ねえ、健太くん？」
なぜか体育座りをしている健太くんに話しかけると、びくっと体を揺らした。なにがあった。
健太「そ、そうですねっ!!こ、こわいです!!」
あ「……健太くん、どうした？」
私が健太くんの顔を覗き込むと、健太くんは「ひええええ」などといって膝に顔をうめてしまった。
なに。そんなに私の格好が変か？ん??
優斗「あー、健太はまあ大丈夫だろ。Aがかわいすぎてやばいんだろ、あいつも」
あ「断じてありえません」
あああ早く着替えたいなあああ。
優斗「ま、はやくくじひくぞ。はい！王様だーれだ!!」
といわれても、なんかさっきのポッキーゲームでやりきった感がはんぱないんだけど……
健太「あ、俺王様だ……」
あ、健太くんちょっと復活したかな？
ちなみに、私は4番。
健太「えっと……じゃあ、3番は好きな人に告白してください」
セーフだ、よっしゃ。
優斗「あ、俺3番ー」
ニコニコしながらくじをふりまわす先輩。なぜ嬉しそうなのか。
あ「といっても、告白ってどうするの？その子にメール？」
優斗「え？直で行くよ？」
あ「今からですか？頑張ってください」
そのあいだに私は服を着替えてしまおう。
優斗「じゃ、いっきまーす。
A、好きだ！」
あ「……え」
あまりにも唐突に、そしてあまりにも自然に。
あ「いや、ここにいる女子に告白とかじゃないんですけど」
優斗「え、俺本気なんだけど？」
どうしても本気と思えないのは私だけだろうか。
そしてなぜ怜は笑っている？
あ「はいはい、ありがとうございます。冗談として受け取っておきますねー」
優斗「なんだと!?じゃー、これでどうだ!!」
その瞬間ほっぺに柔らかい感触。
あ「……はい？」
それがキスだと気付くのに、数秒。
優斗「ほんとは口がよかったんだけどさ、まあそれは付き合ってからってことで」
よし、今日からこの先輩はたらしという認識でいこう。
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のん - 王様ゲームぜひともまた書いてください!!!おちは同級生か、年下の子がいいです## (2016年5月16日 18時) (
レス) id: d82c7e00f9 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 先輩がいいです！ (2016年2月29日 22時) (レス) id: ce8849c6f1 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた様 - 私は、2がいいかな？私も、みぃさんと一緒で最後に全員のエンドか見たいです!!(´Δ｀)/ (2015年4月19日 14時) (携帯から) (レス) id: a4f004b653 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - みぃは1がいいです！この作品も他の全員のエンドをみたいです！ (2014年12月23日 16時) (レス) id: 59146efa58 (このIDを非表示/違反報告)
花 - 2がいいです (2014年9月3日 22時) (レス) id: 571433bbb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：憐 | 作成日時：2014年7月23日 14時
