【ノラガミ】二つの名を持つ神器

15.住居 ページ19

「まぁ、そういうことだ。だから、雪音はあんまり紅音の邪魔すんじゃねぇぞ」


「分かってるって。んで、これからどこに行くんだ？」


「そうだな〜行くとこないし、小福の家に帰るか！」


『そういえば、小福様のところに住ませてもらってるんでしたね』






小福様──貧乏神さんでも家を持ってるんだから、そろそろいい加減にこっち側でもいいですから、早く住居を確保してほしいです...






『あの...私って行っても大丈夫なんですかね？迷惑じゃないでしょうか？』


「そんな心配ねぇよ！お前、小福たちと面識あるんだからむしろ、喜んでもらえるんじゃねぇか？大黒、子供好きだしよ」


「どの身分で心配するなって言ってんだか」






確かに...夜ト様のことですから、家事手伝いとかしてないでしょうし。






『あはは...それでは今日からよろくしお願いいたしますね、雪音君』






私は後ろで手を組み、にっこりとほほえんだ。



すると、雪音君は頬を赤く染め下を向いてしまった。


―――――――――――――――

かなり遅れましたが、更新できました！

あと、私立受験終わってきました！


二日前にノラガミの舞台を見てきたんですが、意外と受験はすんなりできたのでよかったです(^^♪

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