第66話 ページ19
みんなが部屋に来たことでとても賑やかになった。
万「エマー!このりんご剥いてー。」
マイキーは、パーちんが持ってきてくれたフルーツ盛りを指さして言った。
エ「これは、Aのだからダメだよ!」
エマの答えは、正常だったが周りを見てみると食べたそうな人がチラホラいた。
『いいよ。適当に剥いて食べよう。』
万「やったー!」
エ「マイキーがごめんね。」
『気にしないで。堅兄と二人でも食べきれないし……。』
エマは、フルーツを持って病室から出ていった。
万「それでさ、ケンチン。」
マイキーたちが堅兄と何かを話している間に紙袋を持った三ツ谷がそばにやってきた。
三「傷は、まだ痛むか?」
『うん……痛いけど大丈夫だよ。』
三「オレたちがもっと早くあの場についてればこんなことには……。」
『三ツ谷たちのせいじゃないよ。堅兄にも言ったけど、これは誰のせいでもないから。』
三「本当悪ぃ……それで」
三ツ谷が紙袋をガサガサ言わせながら何か言おうとした時
場「そうだ!過去は、変えられねぇんだ!オレたちがしっかり守ってやるよ!」
と場地が私と三ツ谷の肩を組んできた。
その咄嗟の出来事にこの前の出来事がフラッシュバックし
『いや!』
と思いっきり場地を突き飛ばした。
それと同時に肩を組んでいた三ツ谷も倒れた。
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作者名:ミニオン | 作成日時:2023年4月18日 15時