【usss】コンビニ店員と歌い手【snr】 (ページ4)

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第3話ページ4

センラside
最近同じ時間にコンビニに行くようにしている。
なんでか、気になる子ができたから。
初めて出会ったときは、彼女はすごいびっくりしていた。
びっくりした表情をすぐに戻し、ほかの客と同じ対応をした。
センラのこと知ってるんか？とも思った。
けど、彼女の笑顔が忘れられなくて、次の日もコンビニに行った。
それが続くようになり、今では常連で
彼女、Aさんと呼べるようになった。
きっとAさんはセンラの事を知ってる。
Twitterでは何もないし、実害がない。
むしろ俺が彼女を知りたいと思ってしまっている。
リスナーに恋しちゃったんかぁと思った。
お年寄りにも職人のおっちゃんにも変わらない笑顔で
「おはようございます」や「行ってらっしゃい」、「頑張ってください」
彼女の言葉は魔法でもかかってるんかと思うくらいに元気をくれる。
Aさんはなんだかんだで人気の高い店員さんであった。
やから、彼女じゃない時は
「なんや、お姉さんじゃないんか」
と聞こえた時もあった。

彼女がどう思ってるのかは知らんけど

そんな彼女を今日食事に誘えた。
やっと誘えた。
うしさせの3人にも彼女の事は話していた。
だからli〇eでモーニングに誘えたと報告すれば
“やったやん！”“うまくやれよー”“ようやくやん～ファイト～”
とまーしぃ、うらたん、坂田の順で返事してくれた。
10時からとはなったけど、少し緊張している。

オフの彼女はどんな服なんだろうか…
まだ8時40分…
少しの期待とドキドキを胸に抱きながら
先ほど買った缶コーヒーを飲んだ。