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第20話2 ページ25
「そんな小さいころから歌ってるんか！
誰かさんのせいってセンラやん」
驚きながらもうらたさんの発言に笑う坂田さん。
「ってことは、もう10年くらい歌ってるんか？
埋もれちゃってるなぁ…
なぁ、ちょっとここで歌ってくれへん？
軽く、サビだけでも…！」
そういうセンラさん。
「…別にいいですよ。
好きな曲でいいですか？」
私がそう聞けば、4人は嬉しそうに頷いた。
「じゃぁ…」
私は深呼吸をして、歌い始める。
私の大好きな曲、センラさんの楽曲〈スパイラル〉
1コーラス。キーは上げてるけど。
センラさんは少し目を見開いたけど、
すぐに嬉しそうに笑った。
歌い切れば、拍手が聞こえる。
スタッフさんも聞いていたみたいだった。
私がお辞儀をすれば、またみんなそれぞれ話し始めていた。
続く (更新停止中)
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作者名：レンカ | 作成日時：2023年9月22日 21時
