【usss】コンビニ店員と歌い手【snr】 (ページ13)

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【番外】センラ誕生日2023 ページ13

家につき、リビングに通せば、
彼女はいつも通りソファーの前に座る。
今はもう定位置だ。
「カフェオレでええ？」
少し甘いカフェオレも彼女がここに来たらいつも作ってる。
「今日は甘さ控えめでお願いします。」
なんていうから期待してしまって。
あったかいカフェオレを手にAちゃんのところに行けば、
そこにはケーキがあって
「お誕生日おめでとうございます。
　初めて作ったので出来栄えはそこそこなのですが、
　味は大丈夫だと思うので…！」
少し不安そうな彼女。
俺のために作ってくれたんか…
確かに少しぐちゃとしてるけど、初めてにしては
上出来すぎるほどの見た目。
「あと、プレゼントなんですが…

　アクセサリーたくさん持ってるとは思うんですけど
　選んでたら似合いそうだなぁと思って買ってしまって…
　よかったら…」
丁寧にラッピングされてる袋を渡してくれた。
俺は受け取り、

「ありがとう」

さて、今日は始まったばかり、
一緒にケーキ食べて、お話して、
一緒に誕生日タグ見るものええなぁ。

「なぁ、Aちゃん。」
今日やることを頭の中に思い浮かべながら

「大好きやで」

この溢れた感情をどうやって彼女に伝えよう。
ギュッとハグをすれば、
ぎこちなく頬にキスしてくれた。

あぁ、やっぱり、どんなことをしても
どんな言葉を使っても伝えられないほど
「好き、愛してる。

　ありがとう。」
彼女に溺れてる。