【usss】コンビニ店員と歌い手【snr】 (ページ1)

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プロローグページ1

いつかあなたみたいにキラキラ輝いて
誰かの心をつかんでみたいと思った。
リーマンで歌い手なあなたにあこがれた。
5周年の時の言葉が心に響いた。
それは今でも変わらない。
でも私は社会人でもフリーターのダメな人間。
今日も早朝コンビニバイトして親のすね齧りながら生きていく。

「いらっしゃいませ～！おはようございます。」

いつもと変わらない日。
突然変わり始めたんです。

「いらっしゃいま…せ?!」
レジをやろうとしてお客様の顔を見れば
私が憧れてやまない人。
いや、今日だけかもしれん。
そう思っていつも通りに接客をする。

次の日、次の日と
8時30分。
あなたは缶コーヒーとサンドイッチを手に私の前に現れる。

「おはようございます～
　毎日大変ですねぇ。」
そう笑顔で話しかけないで
「お、おはようございます。
　お互い様ですよ。」
なんて返事すればいいかわからん。

「店員さん

　Aさん言うんですねぇ」

やめてやめて
名前を呼ばないで

「Aさん、終わりって何時なんです？」

やめてやめて
これ以上

「もうすぐやないですか！
　よかったらモーニングでも一緒にどうです？」

関わりを持とうとしないで…！

センラー歴10年でリアコ歴1年の私に関わらないで…！