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渡辺「あ、目黒だっけ？この間異動してきた」
目黒「はい。隣の部署の渡辺翔太先輩ですよね？」
渡辺「あれ？知られてる？」
目黒「こっちの部署で人気でした」
渡辺「まじ？」
花菜「無駄に顔が良いせいね」
渡辺「無駄言うな」
「無駄にね」
渡辺「2回も言うな」
目黒「ふはっ」
渡辺「笑ったな目黒」
目黒「すみません...(笑)」
花菜「大丈夫、いじってもいい人だから翔太は」
渡辺「だいじょばないって」
目黒「ここの階の部署は賑やかで良いですね」
渡辺「そ？」
花菜「まあ、メンバーがメンバーだからね」
渡辺「まあお前がいるからな」
花菜「華がいるからね」
渡辺「...」
目黒「...」
「...」
花菜「息ぴったりやないかい！！」
渡辺「くはははははははっ(笑)死ぬ(笑)」
「うるさいよ翔太(笑)」
花菜「Aまで笑っちゃってさ〜
あっ、ちょもう目黒くんまで〜」
目黒「楽しくて(笑)」
花菜「もおいいからご飯食べるよ！」
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ランチスペースがある1階に着き、
この際だしと、4人で食べることにした。
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この会社には、外にコンビニがあるのはもちろん
しっかりとした食堂もあるから
各々好きなようにランチをとる。
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花菜「お、今日はオムライスみたいよ」
目黒「俺それにします」
花菜「行ってらっしゃい〜」
「翔太は？」
渡辺「今日は買ってきてある」
花菜「あんたほんと
毎日同じようなもんばっか食べてるわね」
渡辺「腹に入ればなんだって同じだろ」
花菜「楽しみがないわ」
渡辺「お前は弁当だけは凝ってるよな」
花菜「だけってなによ！」
渡辺「な、A」
「花菜にとってランチがなによりの
楽しみなんだからいいのよ」
渡辺「言われてるぞ(笑)」
「別にバカにしてるわけじゃないわよ」
花菜「そうだよ、Aはそういうのじゃない」
渡辺「ハイハイニコイチね」
目黒「お、山野先輩の美味そう」
花菜「でしょ。作ってきてあげてもいいよ」
目黒「大丈夫です」
渡辺「目黒お前分かってるな扱いを」
花菜「ちょっと」
目黒「(笑)」
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オムライスを持った目黒が
自然と私の向かい側へ座った。
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いつもは、たまに翔太が座るくらいで
向かいに人が居ることなんてないから
なんだか視線の行き先に困る。
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あんまり挙動不審になっても不自然だし...
ささっと食べよ...
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作者名：yuri | 作成日時：2022年8月4日 1時
