４話 ページ5
(爆豪side)
無事家に着き、いつもどおりさも当然のようにAが俺んちにあがりこんでちるが、
別にいいし、今更すぎる。
ここまではいい、ここから先が問題だ。
「ねぇねぇ、勝己。」
「あ？」
「何作ろう？」
「決めてねぇで珍しく料理するなんて言ったのかよテメェは......！！！」
痛くないよう、やさしめにでこピンした。
テヘ、と笑うAはとうてい年上には見えない。
「はぁぁぁぁぁぁ............。」
「どうしたの勝己？幸せが逃げちゃうよ？」
お前のせいだよ、といいたくたるが、そんなこと言ってもいつもの笑顔が帰ってくるだけだ。
いやそれはそれでいいが、そんなことでは話が進まない。
「んな難しくねぇし、炒飯でも作るか。」
「うん！作ろ〜。」
おーっ、といいつついつもどおり抱きついてくる。
これだけはいくら言っても治らねぇ。
オレとか女にだけならまだしも、男にひっつくな、とくにクソデク。
名指ししたらソイツには抱きつかないようになるが、
Aが悲しそうな顔するから、この手はあんまり使えねぇ。
「いきなり抱きつくなっつったろうが！
オラ、台所行くぞ。」
「うん！」
そういいつつ、またべたべたと抱きついてくる。
小学生のガキぐれぇならまだしも、もう俺らは高校生だ。
コイツは、いつまで人の事ガキ扱いすりゃ気が済む。
「抱きつくなっつったろうが！！！何回言わせやがる！！！」
「えへへ。」
このことに関しては聞き分けのないこいつは、
一体どういう思いでひっついてきやがるんだ。
俺のこと、一体なんだと思ってやがる。
「とりあえず、米洗え。
それくらいなら怪我しねぇでできんだろ。」
「はーい。
ねぇねぇ、聞いて、勝己！
最近はねぇ、蛇口から出るお水は触れるようになったんだよ。」
普通だろ。ったく、これだから、
「猫は困る！！！！」
「えぇぇ、どうしたの勝己。
猫嫌い？前は好きだったよね？？にゃーにゃー。」
「うるせぇ、はよやれ。」
マイペースでべたべた甘えてきて水を怖がる、
そんでもって、クソ可愛い顔で笑ってくる。
これだから、猫は苦手なんだよクソが。
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炎舞 - 猫は目が凄く良いのでその設定は違和感ありますよ (2021年10月22日 14時) (
レス) @page2 id: ef3714da91 (このIDを非表示/違反報告)
煉獄(プロフ) - 由瑠さん» 更新頑張ります！ありがとうございました！！ (2017年9月4日 18時) (レス) id: 5f243c0f11 (このIDを非表示/違反報告)
由瑠 - 煉獄さん» お役に立ててよかったです！！更新頑張ってください！！ (2017年9月4日 6時) (レス) id: c949df6efb (このIDを非表示/違反報告)
煉獄(プロフ) - 由瑠さん» すみません！オリフラはずしたと思ってたのにたったままに......。御指摘ありがとうございます！助かりました！！ (2017年9月3日 21時) (レス) id: 5f243c0f11 (このIDを非表示/違反報告)
由瑠 - オリフラ外した方がいいと思います。間違ってたらごめんなさい！！ あと、この作品いいですね！！好きです！！ (2017年9月3日 20時) (レス) id: c949df6efb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：煉獄 | 作成日時：2017年9月3日 0時
