３話 ページ4
さすがに校外まで引きずるわけにもいかず、
爆豪と手をつなぎながら犬のように尻尾をふり、笑顔でてくてくと歩いていた。
「勝己、やっぱりお手々大きいねぇ。
ちっちゃい頃からおっきかったよねぇ。」
「Aはちいせぇ。」
昔はほっておくとフラフラとそのへんにいっちまうから、と言って爆豪から手を繋いでいたが、
今では特に理由がなくとも二人揃って当たり前のようにつないでいた。
「そうかなぁ......？
あ、そうだ！今日 ご飯作ってみるー。」
猫という個性のせいか、はたまた猫宮の性格か、
昔からマイペースだった。そしてそれは年々悪化していると爆豪は密かに思っている。
「............はぁ！？？ヤメロ！！！前 怪我したじゃねぇか！」
「そうだねぇ、怪我したねぇ、痛かったねぇ。」
そんなこともあったね、となんでもないように話す。
意外とやると決めたら頑固だ。
「あー！！クソッ！！！
オレが手伝ってやるから、ぜっってぇ怪我すんなよ！！」
「やったぁ！うん、わかった。怪我しないように頑張るねぇ。」
人の気も知らねぇで、と爆豪はぼやくが、それが猫宮に届いているのかは不明だ。
基本的に、猫宮は爆豪にお世話をされる側で、言われたことは素直に守る。
ただ元来マイペースなのと好奇心多性なのとで、たまにいうことを聞かない。
爆豪はというと、小さい頃から朝起こすのも爆豪で、
迷子になったとき見つけるのも爆豪で、
基本的に全てにおいて世話するのは爆豪のほうだった。
猫宮にも口は悪かったが、激甘なのは一目瞭然で、基本的にお願いはなんでも聞いていた。
そんな二人だからか、喧嘩することはなかった。
ただ、二人は付き合っていない。なぜか、それは二人が恋愛自体深く考えるタチではなく、
そもそも恋愛感情はあるのかすら不明だ。
それでも今日も二人は恋人顔負けの仲の良さだ。
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炎舞 - 猫は目が凄く良いのでその設定は違和感ありますよ (2021年10月22日 14時) (
レス) @page2 id: ef3714da91 (このIDを非表示/違反報告)
煉獄(プロフ) - 由瑠さん» 更新頑張ります！ありがとうございました！！ (2017年9月4日 18時) (レス) id: 5f243c0f11 (このIDを非表示/違反報告)
由瑠 - 煉獄さん» お役に立ててよかったです！！更新頑張ってください！！ (2017年9月4日 6時) (レス) id: c949df6efb (このIDを非表示/違反報告)
煉獄(プロフ) - 由瑠さん» すみません！オリフラはずしたと思ってたのにたったままに......。御指摘ありがとうございます！助かりました！！ (2017年9月3日 21時) (レス) id: 5f243c0f11 (このIDを非表示/違反報告)
由瑠 - オリフラ外した方がいいと思います。間違ってたらごめんなさい！！ あと、この作品いいですね！！好きです！！ (2017年9月3日 20時) (レス) id: c949df6efb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：煉獄 | 作成日時：2017年9月3日 0時
