２話 ページ3
６時限目が長引き、必然的にホームルームが終わるのも遅くなってしまった。
それゆえ、爆豪は柄にもなく願った。
頼むからくるな、と。しかしその願いは叶わない。
担任の相澤先生が扉をあけた瞬間、何か、が飛んできた。
「「「(なんか飛んできたーーーー！！？？？)」」」
「痛い.........。」
むくっと起き上がった、その何かは、雄英体育祭で去年かなり目立った少女、
そして爆豪が来るなと願った人物だった。
「相ちゃん先生ひどい......。
去年のはじめくらいは受け止めてくれたのにぃ......。」
「うるさい何でお前がここにいる。
つーか受け止めたくて受け止めたわけじゃねぇ......。
あと相ちゃんっつうのヤメロ。」
「えー。あ、勝己〜！えへへ、きちゃったぁ。」
「きちゃったじゃねぇわボケ！！
教室で待ってろっつったろうが！！」
「だっていつもより遅かったからたまには私から行こうかなぁ、って。」
とたとた と歩いて爆豪にぎゅー、と抱きつく。
先生と２年の間では有名な抱きつき魔だ。
「当たり前のように抱きついてんじゃねぇ！！
離れろ！！！」
「えぇー、やだぁーー。
あれ、出久？久しぶりだねぇ、合格できたんだ。
おめでとーー。頑張ったねぇ、えらいねぇ。いいこいいこ。」
と言って、緑谷の頭をなで始めた。
首元をひっつかんで、悪さした猫のように持ち上げたのは、
いつもの３割増しで機嫌の悪い爆豪だった。
「クソナードには触んなっつってんだろが。」
「.........ごめんね、怒っちゃった？」
ところで周りわというと、目の前で何が起きているのかわからずに
ポカーンとしていた。相澤先生はそそくさと職員室にいっていた。
「つーか、その、猫宮先輩 爆豪と知り合いなんスか......？」
「うん、そーだよー。あれ、なんで名前知ってるの？」
「去年の体育祭見ました！」
「おぉ、ありがと〜。」
「チッ。帰んぞA。」
「えぇ〜、早いよ勝己〜。
またねぇ、１年Ａ組のみんなぁー。」
ばいばーい、といいつつ手を振っている猫宮をズルズル引きずって帰っていた。
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炎舞 - 猫は目が凄く良いのでその設定は違和感ありますよ (2021年10月22日 14時) (
レス) @page2 id: ef3714da91 (このIDを非表示/違反報告)
煉獄(プロフ) - 由瑠さん» 更新頑張ります！ありがとうございました！！ (2017年9月4日 18時) (レス) id: 5f243c0f11 (このIDを非表示/違反報告)
由瑠 - 煉獄さん» お役に立ててよかったです！！更新頑張ってください！！ (2017年9月4日 6時) (レス) id: c949df6efb (このIDを非表示/違反報告)
煉獄(プロフ) - 由瑠さん» すみません！オリフラはずしたと思ってたのにたったままに......。御指摘ありがとうございます！助かりました！！ (2017年9月3日 21時) (レス) id: 5f243c0f11 (このIDを非表示/違反報告)
由瑠 - オリフラ外した方がいいと思います。間違ってたらごめんなさい！！ あと、この作品いいですね！！好きです！！ (2017年9月3日 20時) (レス) id: c949df6efb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：煉獄 | 作成日時：2017年9月3日 0時
