ほんわか女子の本性。【wrwrd!】

他と違う子 ページ9

ut視点


kn「大先生！明日はいよいよショッピ君の入学式やで！」


ut「嬉しそうやなぁ…」


kn「やって俺の自慢の後輩やしな！」


そんな話をシッマとしたのが昨日


ショッピ君の入学式ということで今日位は遅刻しないようにしようと頑張って早く起きた


親にはめちゃめちゃ吃驚された


なんや俺やって早起きくらいするわ！


そんなことを考えながら歩いていると


前を一人の女の子が歩いていた


あれはうちの制服…


声かけるか？いや、でもブスやったら会話に困る…←クズ


過激ファンの子やったら「話かけられた！！」なんて大騒ぎになる…


…さりげなくぶつかって顔確認するか


俺は少し早足で近寄った


するとその子は鼻歌を歌っていた


声めっちゃ綺麗やなぁ


ﾄﾞﾝｯ


ぶつかったとたん俺はすかさず


ut「あっ、すみません！」


と演技をし、彼女の顔を見た


え？この子って…









古博Aちゃん！？


あの学校で有名な？！


近くで見ると可愛いな…結構化粧はしとるけど


スタイルも良いし結構タイプかも…


そんな気持ちを顔に出さず声をかける


ut「怪我は…」


彼女は戸惑いながらも返事を返してくれた


あれ？なんか反応がいまいち…


だいたいの女の子は俺が声かけるだけで顔真っ赤にするのに…


真っ赤どころかだんだん目が死んでってるような気がするんやけど…


そんなことを思っていると彼女は


『あー、おはようございます。宇津原さん。先程は私の不注意で申し訳ございません。それでは。』


若干早口になりながらもそう言って、そそくさと行ってしまった


ut「えっ、あっ、ちょっまっ」


引き留めようとしたら無視された


えぇ！？なにあの反応！？


しかも宇津原さんって！？


女の子は皆俺のこと鬱様って呼ぶのに！？


えぇ！？(2回目)


なにあの子…


俺はポカーンと何分かつっ立っていた




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A視点


いやマジでなんでアイツ居んの？


今思えばアイツは同じく生徒会の胡島とかいう奴とよく遅刻していたはず…


今日は大切なことでもあるのか？


デッカイ行事なんかあったっけ？


……………


…あ“っ


今日って…！！









入学式じゃん！！←

おい作者、直接脳内入ってくんな！→←なんでなんだよ！！

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