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わちゃわちゃとはしゃぐ楽屋。




いつもと変わらない光景なはずなのに。








玉の回りには重苦しい空気が漂っていた。







「みんなー、おはよう!」


「チーフさん、おはようございますっ!!」


「ふふ、ニカちゃんはいつも元気ねっ」








チーフマネージャーがメンバーを集め、



隣には小柄でツインテールにまとめた女の子。








この子か。









「紹介するわね、今日から玉森くんと一緒に
マネージメントを勤めてもらう、如月サクラ
ちゃんよ。サクラちゃん、バトンタッチっ」





ポンッと肩を叩かれて

ちょこん、と前に出る女の子。









如月 サクラ。









「え、えっと…如月サクラですっ、初めてこの
マネージャーという、しょ、職業に就きますっ
よろしくお願いしますっ……!」






顔は真っ赤に染めて。


途中カミカミで呂律も回ってない。









「「「よろしくー!サクラちゃーん!!」」」


「ひとりでもマネージャーが増えてくれると
嬉しいよ、よろしくね」


「サクラちゃん、これからキス マイのこと
頼むな!よろしく!」








メンバー全員が如月サクラと握手を交わし


最後に俺の目の前に立つ。









「よろしくお願いしますっ」





握手して当然、みたいな顔で、

俺の前で両手を差し出す。









何でだろ。






すごく気色悪い。









「…使えなかったらクビだからな」








俺は自分でもビックリするくらいの冷たい声で




差し出された手を、パシンとはじいた。

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 恋愛 , 藤玉   
作品ジャンル:恋愛
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ReUt.(プロフ) - 大学いもさん» 他の読書様も閲覧されますから、個人情報が悪用されるといけないですからね、お早めに削除した方が良かったのかと(・・;) (2016年12月13日 20時) (レス) id: e29a252543 (このIDを非表示/違反報告)
大学いも - ReUt.さん» これって、ReUtさんしかできないんじゃないんですか? (2016年12月13日 20時) (レス) id: 67f41098ab (このIDを非表示/違反報告)
大学いも - ReUt.さん» りょーかいです。あらためて友達になってくれてありがとうございます。よかったら私の小説もみてください (2016年12月13日 20時) (レス) id: 67f41098ab (このIDを非表示/違反報告)
ReUt.(プロフ) - 大学いもさん» 確認しました。個人情報になりますので、お早めにコメントを削除してください(^-^ゞ (2016年12月13日 20時) (レス) id: e29a252543 (このIDを非表示/違反報告)
大学いも - ReUt.さん» ReUtさんは何歳ですか? (2016年12月13日 20時) (レス) id: 67f41098ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たんまもり姫&ReUt. x他1人 | 作成日時:2016年11月9日 22時

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