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気づかない内に俺は玉のことを呼んでいた。

心の奥が押し潰されそうなこの嫌な感じ。




『玉が危ない』


咄嗟にそう思った。

途端に、玉が千賀の寝室から出てきた。


腕で顔が隠れていて、

玉のことを確認することができなかった。




でも絶対。

玉は北山に何かされた。





「玉ッ!」


距離が遠くて声が届かないからか、

バッグを抱えて家を飛び出してしまった。





追いかけようにも、

夜ここで何か起きたら大変だ。



追いかけられずに、

俺は千賀の家に戻った。




二「ガヤッ、玉はっ?」


藤「悪い。暗くて見失って追えなかった」


宮「…玉ちゃん、さっきキタミツに連れて行か
れて…何するんだろうって思ってっ…」



何で止めなかった。

胸ぐらを掴もうと思ったけど、


今はこいつらを責めてる場合じゃない。



藤「北山!!」


寝室には、


ベッドを見つめている北山が立っていた。




藤「お前…!玉に何したんだよっ…!」



口を動かさない北山。

目線も変えずにただただ立ちすくんだまま。



藤「おいっ、聞いてんのかっ…」


北「邪魔すんなよ、良いところだったのに」




…コイツ、狂ってる。




北「せっかくモノに出来ると思ったのに…」




俺は考える前に拳を北山にぶつけた。

ベッドに吹き飛ばされる北山をほっといて、






俺は玉が消えた方向に走り出した。

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 恋愛 , 藤玉   
作品ジャンル:恋愛
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ReUt.(プロフ) - 大学いもさん» 他の読書様も閲覧されますから、個人情報が悪用されるといけないですからね、お早めに削除した方が良かったのかと(・・;) (2016年12月13日 20時) (レス) id: e29a252543 (このIDを非表示/違反報告)
大学いも - ReUt.さん» これって、ReUtさんしかできないんじゃないんですか? (2016年12月13日 20時) (レス) id: 67f41098ab (このIDを非表示/違反報告)
大学いも - ReUt.さん» りょーかいです。あらためて友達になってくれてありがとうございます。よかったら私の小説もみてください (2016年12月13日 20時) (レス) id: 67f41098ab (このIDを非表示/違反報告)
ReUt.(プロフ) - 大学いもさん» 確認しました。個人情報になりますので、お早めにコメントを削除してください(^-^ゞ (2016年12月13日 20時) (レス) id: e29a252543 (このIDを非表示/違反報告)
大学いも - ReUt.さん» ReUtさんは何歳ですか? (2016年12月13日 20時) (レス) id: 67f41098ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たんまもり姫&ReUt. x他1人 | 作成日時:2016年11月9日 22時

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