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昨日ライブが終わり、
俺は渉と一緒に買い物に来ていた。
「わた、これとか似合いそう」
「いや、このライダースだったら太輔じゃね」
一日オフなんて珍しかったから、
俺たちはゆったりと街を歩いていた。
その時だった。
「…ねぇ…あれって藤ヶ谷くんじゃない…?」
「もしかして、その隣って横尾くん?」
…ヤバイ。
バレた。
「渉、逃げようっ…!」
「あのカフェ行こう、あそこなら紛れられる」
俺たちは急ぎ足で、
絡まれる前にカフェに逃げ込んだ。
マスクとメガネだけだとダメだ。
帽子とかも用意しないと。
「ふぅ、危なかった」
「でも、嬉しくね?認知されててさっ」
「まぁね。ナイス判断、渉」
軽くハイタッチをして、
ここにいるのもせっかくだし、
二人でコーヒーを頼んだ。
「…ここ、落ち着くね」
「そうだね、ガチャガチャしてないし」
辺りを見回しても、
一人で来てたり、パソコンをいじってたりと、
思い思いの行動してる人がほとんど。
…ん?
「…あれ?」
「どうした、太輔」
俺は奥の角の席に座っている人物を指差す。
「あれさ、玉じゃね」
「ん?お、ほんとだ」
忙しそうにパソコンをいじり、
手帳に何かを記録している玉の姿が見えた。
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ReUt.(プロフ) - 大学いもさん» 他の読書様も閲覧されますから、個人情報が悪用されるといけないですからね、お早めに削除した方が良かったのかと(・・;) (2016年12月13日 20時) (レス) id: e29a252543 (このIDを非表示/違反報告)
大学いも - ReUt.さん» これって、ReUtさんしかできないんじゃないんですか? (2016年12月13日 20時) (レス) id: 67f41098ab (このIDを非表示/違反報告)
大学いも - ReUt.さん» りょーかいです。あらためて友達になってくれてありがとうございます。よかったら私の小説もみてください (2016年12月13日 20時) (レス) id: 67f41098ab (このIDを非表示/違反報告)
ReUt.(プロフ) - 大学いもさん» 確認しました。個人情報になりますので、お早めにコメントを削除してください(^-^ゞ (2016年12月13日 20時) (レス) id: e29a252543 (このIDを非表示/違反報告)
大学いも - ReUt.さん» ReUtさんは何歳ですか? (2016年12月13日 20時) (レス) id: 67f41098ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たんまもり姫&ReUt. x他1人 | 作成日時:2016年11月9日 22時