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トップ１０入りを果たしたものの、
あまり納得がいっていない様子の高嗣。
賞状を渡されたが、その顔は不機嫌そうに、
顔を歪ませいてた。
「…俺…まだまだ…まだまだ努力足らないわ」
ぽつり…と呟く高嗣。
手先は少し震えている。
「…高嗣なら、もっと上目指せるよ」
「…うん。自分でもそう思うもん」
複雑な表情。
きっと、今の感情が複雑なんだな。
悔しいのか。
もう負けないっていう強気からなのか。
自分自身でも感情の区別が出来ないんだ。
でも、
それは良いことなんじゃないかな。
「悔しい気持ちとか、負けないって思うこと
とか…たくさんあると思うけどさ。俺はずっと
高嗣の側で応援してるから」
今までの高校生活で無駄にしてきた時間を、
ここで充実した時間に変えるんだ。
高嗣と今まで笑えなかった時間を、
この先、どんなことがあっても笑顔で過ごす。
辛くても怖くても、
笑う。笑顔でいる。
たとえ、この気持ちが一生届かなくても。
俺は高嗣の側にいる。
「うん！ありがと、裕太！」
さすが俺の親友！と俺の肩を抱いてくれた。
俺も、強く頷き返した。
些細なことで消えてしまった、
俺の大切な暖かい温もり。
今こうして、互いに笑い会っている。
こんな幸せを、俺はずっと忘れない。
好きだよ。
でも、言葉に出せない。
それでも良いんだ。
君が俺を親友として望んでくれる限り、
俺は親友として生き続けるから。
だから。
好きでいさせて。いつまでも。
通り過ぎる時間の先に、
赤く染まる夕焼けの空が広がっていた。
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とも(プロフ) - こんばんは!ボードに書き込みました!よろしくお願いしします! (2016年12月2日 21時) (携帯から) (
レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)
ReUt.(プロフ) - ともさん» はい、大丈夫ですよ！(￣∇￣*)ゞ (2016年12月2日 0時) (レス) id: e29a252543 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは!コメント欄いっぱいになるのでボードに書いても大丈夫ですか？ (2016年12月1日 21時) (携帯から) (レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)
ReUt.(プロフ) - ともさん» 了解しました、大丈夫ですよ！(*´∇｀*) (2016年12月1日 7時) (レス) id: e29a252543 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - すみません!やっぱり内容そのままでお願いします！ (2016年12月1日 3時) (携帯から) (レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ReUt. | 作成日時：2016年10月23日 8時
