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嘘みたいな現実。 ページ21

「お、おわっ、おっおっお!」


「な、何だよっ、変な声出してっ」


「あったあった!俺らの番号!!」



高嗣が急に叫んだから、

びっくりしてどこまで数えたか分からなくなった。



でも、

高嗣の指す指の先には、


縦に並んでいる俺たちの受験番号。





「おぉー!!!」


「やったぜ裕太!!」



男同士なのに抱き合って、

その場で俺らは喜びに浸った。




こんなに心の底から喜んだことはない。


しかも、その喜びを高嗣と共有できた。




それだけで、俺は本当に幸せだ。






「あ、母さん?俺受かったよっ!!裕太もね、
受かったんだよっ!スゲーだろっ!」



高嗣は早速家族に電話を掛けた。


俺も掛けたけど仕事中だから留守電に繋がり、




「合格したよ」


とだけ、伝えておいた。






「よし、打ち上げしようぜー!!」


とか言いながら俺たちはコンビニのお菓子や

ジュースをカゴの中に押し込んだ。




そのまま高嗣の家にお邪魔して、

ジュースのペットボトルを片手に、



俺たちはそれらをぶつけた。

部屋にはたくさんの参考書、過去問。



そして、俺の買ったスポーツトレーナーの本。

高嗣は陸上の長距離についての本も買った。




高嗣の脚は復活した。


医者も奇跡だと言っていた。






俺たちの関係も、完全復活だ。









…俺の気持ちを伝えたら、


また、この二人は崩壊してしまうの…?

かけがいのない…。→←持ってる力を。



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作品ジャンル:恋愛
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とも(プロフ) - こんばんは!ボードに書き込みました!よろしくお願いしします! (2016年12月2日 21時) (携帯から) (レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)
ReUt.(プロフ) - ともさん» はい、大丈夫ですよ!( ̄∇ ̄*)ゞ (2016年12月2日 0時) (レス) id: e29a252543 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは!コメント欄いっぱいになるのでボードに書いても大丈夫ですか? (2016年12月1日 21時) (携帯から) (レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)
ReUt.(プロフ) - ともさん» 了解しました、大丈夫ですよ!(*´∇`*) (2016年12月1日 7時) (レス) id: e29a252543 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - すみません!やっぱり内容そのままでお願いします! (2016年12月1日 3時) (携帯から) (レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ReUt. | 作成日時:2016年10月23日 8時

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