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繋がる夢まで。 ページ17

「400メートルあと10周ー!声出せー!」


「「オッスッ!」」



先輩が主将として指揮を執り、

場に指示を出している。



俺は人数分のタオルと飲み物を用意し、

ベンチで座って練習風景を見ていた。


コート1枚も離せないほど寒いのに、

先輩たちは額に汗を滲ませている。



上はタンクトップで、下は短パン。


あのままだったら、休憩中に風邪を引く。





後ろから2番目の先輩は汗が退き初めて、

鳥肌になっているところがいくつかある。


前から5番目を走ってる先輩の方は

逆に汗をかきすぎている。



あれも、すぐに汗を拭き取らないと…。





「…裕太って、よく先輩のこと見てるね」


高嗣に肩を叩かれ、反射的に後ろに振り返る。

どうやら無意識に見入ってしまってた。



「いや、練習中は良いんだけど、休憩とかに
あのままの格好だったら風邪引くって思って」


「…へー、俺、ずっとあのまま汗ダラダラの
ままで休憩してたけどな」


「やっぱり体調って大切だと思うから…」



5分の休憩時間でも、体調は左右されやすい。

タオルの他にも、上に羽織れるものがあれば。









「さすが、裕太の気配りと周りを見る目は
一番だね、裕太のおばさん譲り」









…あ。


俺。




この特技を活かせるかもしれない。

照らされる未来。→←一番の笑顔。



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作品ジャンル:恋愛
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とも(プロフ) - こんばんは!ボードに書き込みました!よろしくお願いしします! (2016年12月2日 21時) (携帯から) (レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)
ReUt.(プロフ) - ともさん» はい、大丈夫ですよ!( ̄∇ ̄*)ゞ (2016年12月2日 0時) (レス) id: e29a252543 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは!コメント欄いっぱいになるのでボードに書いても大丈夫ですか? (2016年12月1日 21時) (携帯から) (レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)
ReUt.(プロフ) - ともさん» 了解しました、大丈夫ですよ!(*´∇`*) (2016年12月1日 7時) (レス) id: e29a252543 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - すみません!やっぱり内容そのままでお願いします! (2016年12月1日 3時) (携帯から) (レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ReUt. | 作成日時:2016年10月23日 8時

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