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一番の笑顔。 ページ16

俺たちは大学に到着すると、

すぐにグラウンドへと向かった。



大学でも推薦を貰っていたのに、

脚の怪我のせいで取り消されてしまった。


だから、高嗣も俺と同じ立場だ。



「…これが…俺に行きたかった陸上…」

グラウンドには400メートルトラックや、

高跳び、やり投げなどが出来る砂場。



さすが陸上競技部名門校。

陸上に関する設備が揃っている。



「お、裕太、来たか!…あれ、もしかして?」


「お、おおおお俺っ、二階堂、高嗣でっす!」

グラウンドを眺めていると北山先輩が来た。


高嗣に気付いて目線を送ったみたいだけど、

高嗣は緊張のあまりガッチガチ。



「あははっ!面白いね、二階堂!そうか、お前
がそうだったのか…。いや、こんなこと言うのは
言葉が悪いけど…、お前と一緒に走ってみたい
って思ってたんだ…、残念だったな」


申し訳なさそうに眉を下げた先輩。

でも、



「いや、俺、まだ諦めてませんから」



高嗣には、ノーダメージだ。



「俺、来年ここの陸上部でお世話になります!
その時はよろしくお願いします!」



…来年、かぁ。

すげぇ目標。



「…ふふ、おぅ!待ってるぞ!二階堂!」


「はい!」




高嗣の大きな返事が鳴り響いたあと、




先輩が小さく呟いた。









「俺、今年で卒業だけどな」









…冷静なツッコミだった。

繋がる夢まで。→←高嗣とみなぎる自信。



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作品ジャンル:恋愛
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とも(プロフ) - こんばんは!ボードに書き込みました!よろしくお願いしします! (2016年12月2日 21時) (携帯から) (レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)
ReUt.(プロフ) - ともさん» はい、大丈夫ですよ!( ̄∇ ̄*)ゞ (2016年12月2日 0時) (レス) id: e29a252543 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは!コメント欄いっぱいになるのでボードに書いても大丈夫ですか? (2016年12月1日 21時) (携帯から) (レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)
ReUt.(プロフ) - ともさん» 了解しました、大丈夫ですよ!(*´∇`*) (2016年12月1日 7時) (レス) id: e29a252543 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - すみません!やっぱり内容そのままでお願いします! (2016年12月1日 3時) (携帯から) (レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ReUt. | 作成日時:2016年10月23日 8時

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