3話 12年の歳月 ページ8
時は流れ、
その赤ん坊もすっかり成長して12才になった
A「とりゃ!」
ナツ「うわぁ!」
ドン←ナツを吹き飛ばした音
ナツ「いててててぇ〜」
フユ「なっさけねぇな、ナツ
チビなんかに負けるなんて」
A「チビって呼ぶなぁ!」
フユは、岩の上に腰を下ろして言う
ナツ「うるせぇ!
だったらお前が勝負してみろよ!」
背中をさすりながら言うナツ
A「フユもやろうぜ!」
フユ「いいや、俺はいい
俺は戦闘タイプじゃないからな」
アキ「なら俺が相手してやるよ」
フユの隣に立っていたアキが言った
アキ「久しぶりに
修行したかったところだ」
A「それじゃあ、行くぞ!」
〜修行中〜
アキ「ハァハァ、フゥ〜」
ナツ「すげぇ!
いつも俺が瞬殺されるアキに
あっさり勝っちまうなんて!」
A「へへぇ〜ん
どーんなもんだい!」
アキ「すごい強くなったなぁA」
ハル『みんな〜
もう暗くなってきたから
基地に帰っておいで!』
フユが耳につけているスカウター
からハルの声がした
フユ「わかった…」
ハル『あ、そうそう!
そこにAいる?』
フユ「いるが」
ハル『実は今日オムライスにしようと
思ってたんだけど、卵がきれちゃって』
ハル『だから空の飛べるAに
買ってきて欲しいのよ』
フユ「わかったつたえておく」
ハル『気をつけて帰ってくるのよ?じゃあ家で待ってるわ、バイバ〜イ』
プツン
フユ「…だそうだ」
ナツ「チェ、まだ修行してたかったのに」
アキ「そんじゃ俺たちは先に帰ってるから
Aはおつかい よろしくな」
A「おう!
そんじゃ行ってくる!」
ビューン
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作者名:rettyu赤夜叉 | 作成日時:2018年4月8日 22時