13話 飛ばされた名もない赤ん坊 ページ18
すると夜になり次は岩の
たくさんある場所になった
ギネ「それにしてもあんたが
子供の心配なんて、
サイヤ人らしくないよ」
バーダック「お前の甘ったるい病気が
うつったんだ」
そこには、さっきの二人がいて
男の方は大きな丸い宇宙船のようなものを
担いでいた
ギネ「ねえ
みんなでどこかに逃げようよ」
バーダック「ダメだ
俺たちはスカウターで
すぐに見つかってしまう」
バーダック「カカロットは地球
コイツには、"惑星アスカ"という遠い辺境の星をプログラムしておいた」
A「惑星アスカだって!?」
俺は、丸い宇宙船の中を覗いてみた
するとそこには、一番最初のところにいた
俺にそっくりな赤ん坊が
スヤスヤと眠っていた
A「それじゃあ
この二人は俺の…両親…」
どうりで、女の方は俺に似てると思ったら
まさか俺の母ちゃんだったとはな
ってことは………
A「ここが…俺の故郷………」
バーダック「どちらも食料は多いが
人間も資源もあまり価値がないので
注目されない好都合な星だ」
赤ん坊「!??」
ギネ「バーダックの考えすぎだったらすぐに迎えに行くからね!」
バーダック「いいか、満月はながくみるな」
ギネ「このことは
あんたのお兄ちゃんたちにも伝えておくよ」
バーダック「絶対に生き延びるんだぞ
………じゃあな」
ウィーン
父ちゃんと母ちゃんはそう言って
丸い宇宙船を空に飛ばした
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作者名:rettyu赤夜叉 | 作成日時:2018年4月8日 22時