続 恋 人 勧 誘 されてます【呪術廻戦】

134話　服の悩みなら ページ43

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困った

週末に五条先生と出掛けるというのに、服が決まらない京都行った時は五条先生が勝手に服を選んでそれを
着て行ったけど、あの時の感じの服がない



五条先生はどうせ高い服着てくる。その隣に
セールまで待ってなるべく服を安く買うようにしている私、想像しただけでアンバランスすぎる

けど服って高ければ良いものではない

安くても良い服は良い


「映画で初デートの時に何を着ていくか悩むヒロインの気持ちが今やっと分かったな…」


そんなこと言ってる場合じゃない
明日から二日間泊まりがけの任務だから今この時間で決めないと服を決める時間がない


畳の上やベッドの上に服を並べる
それほど前の家から持ってきていないからこそ悩む

服が多くても悩むし少なくても悩む
悩むの無限ループである

このループから抜け出す方法をふと思いつき、
スマホを手に持ち通話をかける




「野薔薇、服が決まらないから選んで
お願いします」

『は？』





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野薔薇に電話をして数分後に野薔薇が部屋に来て
くれた

野薔薇は私よりオシャレにこだわりがあるし興味もあるからこういう時も頼りになる



「水族館ならこれとこれでいいんじゃない？
んで、靴はこれ、イヤリングもしてけば？」


「すごい…一瞬で終わった…ありがとう野薔薇
助かった」


部屋に来てザッと服を見ただけで野薔薇は靴とアクセまで選んでくれた
本当にすごいな…



「こんなん楽勝よ。ていうか二日間任務の直後に
デートなわけ？」

「そう」

「今度は私とも出掛けなさいよ
ついでに虎杖と伏黒も呼ぶ」

「うん、行きたい」

「の前にAの服が少なすぎるからまずは
調達が先よ！高専来てから全然服買ってねえだろ！」

「ああ…うん、買ってない」

「来週絶対に服買いに行くわよ！んでその後に一年全員で出掛けるから！」

「うん、分かった」



すごい勢いで予定が埋まったな…

楽しみが増えてよかった

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