128話 『呑気な私』 ページ37
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わざわざ一人で言える長さの言葉を三人で分けた
意味はあったんだろうか
なんて思っている場合じゃない
三人とも本当に勘が鋭いな…いつも通りにしていても
勘づかれる
"無表情で何を考えているか分からない"
そう言われてたって三人に言ったら、"何言ってるんだ"って顔をされると思う
皆に五条先生の関係がバレるかもしれないという時に
なんて呑気なんだ私は
けど、
「え、ちょ、ちょっとなんで微笑んでんのよ」
「オイ透見!なに血迷ってんだお前!」
「確かに五条先生は透見のことよく心配して良いところもあるけど透見は殆ど嫌がらせとウザ絡みされてるからな!?」
…これは真実を言っても最初は信じてもらえないっていうか、説明するのが面倒くさくなることが目に見えている
ていうか微笑んでるのは三人が想像している理由では
ないんだけれども
「違う、三人がちゃんと私のこと見てくれてるのが
嬉しかっただけ。恵、私は血迷ってない。
悠仁、嫌がらせされてることは分かってるから三人が想像していることは起きてないから」
「なによ、紛らわしいじゃないのよ!
てっきり五条とマジで付き合ってるかと思ったんだから!」
「まあ、最初と比べたら二人で話してる時の空気
だいぶ変わってたからな…マジで付き合ってたらどんな反応すりゃいいか考えてた時間を返せ」
恵がまた大きな溜息を吐いた
どんな反応しようと考えていたのか少し気になる
でも私と五条先生はまだちゃんと付き合ってないからな…"さっさと付き合って"発言に私が怒ってからは言ってこなくなったから
「まあ、いい加減あの人にも慣れてきたし
いつまでも刺々しくするのも疲れるから」
「あーなるほど!」
「透見の場合慣れたらマズくねえか」
「そうね…あの嫌がらせとウザ絡みに慣れたら
マズイわよA」
もう慣れてしまっている場合、どう反応すれば
いいんだろう
「っよし!疑問は解消されたし今から四人で
どっか散歩行きましょ」
「どこ行く?」
「俺はどこでも」
「私も、野薔薇と悠仁が行きたいところでいい」
「虎杖さっさと決めるわよ」
「おうよ!」
散歩終わりに透見の部屋にて____
「僕の扱い酷くない?」
「今更ですか」
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※透見は過去のこともあるのであのような状況でも三人の同級生に対して嬉しく思ってしまう人なのです
129話 五条悟は知らせたい→←127話 勘が鋭い同級生たち
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えむむ(プロフ) - しずくさん» しずくさん…!コメントありがとうございます…今日が一番体調が悪い(現在はまだスマホが見れるのでコメントしていますが)明日には更新できたら良いなと個人的には思っております!もう一周ですか?!ありがとうございます! (2021年1月15日 19時) (レス) id: 2134a4f440 (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - 体調大丈夫ですか...??優れない時は休んだ方が大切だと思うので、ゆっくりしてください(上から目線すみません。)更新されるまで、話をもう一周しようと思います笑 (2021年1月13日 19時) (レス) id: 467d149bfa (このIDを非表示/違反報告)
えむむ(プロフ) - 理由は作者の体調不良です。昨晩から体調が優れず、本日の129話は前々から書き置きをした話でしたので更新ができました。当作品の更新を待っている方々には誠に申し訳ありませんが次回更新日は未定です。 ご理解お願い致します。 (2021年1月13日 19時) (レス) id: 2134a4f440 (このIDを非表示/違反報告)
えむむ(プロフ) - 当作品、コメント欄を閲覧してくださりありがとうございます。作成時から一日一、またはニ話更新をしていましたが明日の更新が恐らく難しいということをお伝え致します。 (2021年1月13日 19時) (レス) id: 2134a4f440 (このIDを非表示/違反報告)
えむむ(プロフ) - しずくさん» こちらこそ返信ありがとうございました。それは良かったです…!本日更新した2話はなるべく分かりやすく書いたつもりですが、また何かありましたらお気軽にコメントに書いてください。 これからも頑張ります!ありがとうございます! (2021年1月8日 17時) (レス) id: 2134a4f440 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えむむ | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2020年12月26日 13時