私の隣にお前は必需 (ページ3)

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３. ページ3

お母さんと優也がしゃべっていた。

「…どうしたの？？」

「…実は……」

優也はこらえていたらしい涙を目頭にうかべていた

「優…」

「実は…母さんと…父さんが…」

「…知っているわ」

「…え」

お母さんは優也を抱きしめた

「…つらかったでしょう、でももう大丈夫…」

「…佐奈さん…」

優也は大粒の涙をボロボロと流した

「…Aにはいわないでください…こんなオレを見せたくないんです…」

「…いいわよ」

…なによ…私に言ったっていいじゃない…

―――――――――――――――――――――

私は自分の部屋に戻った

「…何で言ってくれないの…」

こんこん

「…優也!?」

ガチャ…

「優也君なら帰ったわよ」

「…そう…」

「早く風呂入りなさいよー」

ガチャ

「…私にもいってよ」

プるるるる…

from Yuya

『…もしもし』

『あ、もしもし。ごめんなぁ、出てっちゃって。Aの母ちゃんとちょい話してたら早く帰れっていわちゃってさぁ』

『…何で優也泣いてたの？？』

『…え？』

…私にもちゃんと話して

『…下での見ちゃった系？』

『…うん』

『…目にゴミ入ったんだよーｗｗ』

『…嘘つかないで!!!!』

ぶっ…ぴー、ぴー、ぴー…

「優也のバカ！！！！！」

…もう知らない…