世にも珍しい ページ6
こいつとの、2度目の戦闘が今始まった。
金髪は、さっきと同じように素早く私の背後に回ろうとしているみたいだ。
だが、動体視力を上げた私にとって、それは走るスピードと同じだ。
よく見ると、相手は同じ場所を10回以上蹴って高速移動しているみたいだった。なにこれすごい。
「____悪いけど、さっきの私とは違う」
男の身体能力の高さに驚きつつ、攻撃も忘れない。
移動中の金髪____瞬間移動中？のそいつに、1発蹴りを入れてやった。
マ「ぐっ！？」
金髪ヤローは鋭角に吹っ飛んでった。
木箱の中につっこみ、食べ物が散乱する。
「あー、これでしばらくは動かないだろ…逃げるか。
てかこれくらって動いたら化け物だな」
マ「っ、化け物で悪かったねぃ」
「なっ____＿」
見ると、ボボッと青い炎を身体中で燃やし始めた金髪がそこに立っていた。
そして炎が消えた後＿＿身体についたアザや擦り傷が、消えていることに気がついた。
「あー、炎なのに熱くないと思ったらそういう事か…
珍しいな、治癒系の個性かよ」
マ「だから俺は能力者だよい。
お前さんがさっきから言ってる個性ってぇのは何の事だ？」
「…いい大人が何冗談言ってやがる」
個性を知らない？そんな事はありえない。
だって、今まさに自分で使ってただろ？
この男と何やら食い違っている気がするが、その何かが全くもってわからなかった。
能力者？と個性とは何が違うのだろうか。
マ「冗談なんか言わねぇよい。
俺は何年も前に悪魔の実を食べて、この能力を手に入れた。
…お前さんもそうじゃないのかい？」
「悪魔の実？」
なんだその中二病くさい名前は。胡散臭さしか感じないのだが。
「…悪いけど、そんな怪しげな実なんて食べたことないね。
私は、…8歳の時にこの個性が発現した。私の個性だ」
マ「…よくわかんねぇけど、元々のもんだって事か。
だから海楼石も効かなかったのかよい」
「さっきの鉄格子の事か？あんな硬い石初めて＿」
とそこまで言って、そろそろ本格的に目と手足がやばいことに気がついた。
目の奥がギシギシ言ってる。
「っと、喋りすぎたな。ここまでだ。
さっさとケリをつけてやる」
マ「…確かにここまでだよい。
まぁお前さんがだけどねぃ」
「は？お前さっきのくらってわかったろ。
お前のスピードじゃもうついてこれねぇよ」
金髪にだってそれはわかってるはずだ。
なのに、なんで____
こいつは焦りを感じていないんだ？
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レイ(プロフ) - 吹雪な影さん» ありがとうございます！！ 更新停止してしまって申し訳ないですm(_ _)m いつ投稿できるかはわかりませんが、ゆっくり書いていこうと思います。 (2017年10月13日 23時) (
レス) id: 508a02ddb2 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - mさん» ありがとうございますヽ(；▽；)ノ コメントめっちゃ遅くなってごめんなさい！！ (2017年10月13日 23時) (レス) id: 508a02ddb2 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪な影 - 更新楽しみにしてます！無理しない程度に頑張ってください (2017年4月28日 23時) (レス) id: dc73484863 (このIDを非表示/違反報告)
m - 続きがとても楽しみです♪( ´▽｀) (2017年1月26日 22時) (レス) id: 91c93c2a9a (このIDを非表示/違反報告)
m - 続きがとても楽しみです♪( ´▽｀) (2017年1月26日 22時) (レス) id: 91c93c2a9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイ | 作成日時：2016年12月18日 17時
