日常へ(2) ページ46
「お、Aじゃーんっ！やっほおおうっ！！」
レンの部屋の机にはリンがいて、そこには沢山のノートや資料が。
「リンも写してんの？」
「あったりまえー！！『一般』の学校では写すのがふつu「A、すわんなよ。」
レンはリンの言葉を遮るように言う。
多少の疑問を抱きながら私が座ると、レンはリンに視線を向けた。
「…」
リンは焦ったように下を向いて、レンはため息をついた。
「あの…どうかした？」
「いやっ…なんでもないよっ！」
リンはアタフタと手を動かす。
なんか…
「怪しい…」
リンとレンはびくっと肩をこわばらせる。
怪しい！絶対怪しい！
「私に隠し事？一般の学校って…前はどんな学校だったの？」
「いやっ…それはっ…そのっ………はぁ。」
レンはなにか言い訳を考えていたみたいだけど、諦めて肩を落とした。
「まぁ…いずれかは話さなくちゃいけなかったし…」
レンはリンと目を合わせてから話しはじめた。
「V.L社…知ってるか？」
「あ、うん。」
VOCALOID社…略してV.L社。
日本が世界に誇る音楽の大企業だ。
知らない人は…多分いない。
「俺は…その後継者だ。」
「……………へ？」
こうけいしゃ…
…後継者？！
「えっ？！じゃあレン達のご両親の仕事ってっ…！」
「社長と秘書だよっ！」
私が慌てるのをよそに、リンはニコニコと答える。
「俺たちの前の学校は金持ちが通う学校だったんだ。でも…」
「みんなおしとやかじゃん？私だけテンション高くて浮いちゃってさ。」
リンは苦笑い。
でも本当にそれが辛かったと物語っていた。
「俺が頼んだんだよ。俺も一般の学校に行ってみたかったしさ。」
「へぇ…」
レン達にそんな過去が…。
言われてみればお家が大きかったり、おっきなパーティー開いてたり…
思い当たる節多いし！
私ってかなり鈍感…？
ラッキーアイテム
革ベルト
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リナ(プロフ) - おっひさぁぁぁぁ！！ 最近来てなかったのだよ！ さっすがゆう！神だ！← (2012年8月12日 15時) (
レス) id: 66c3d20650 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - ゆう( ´･ω･` )さん» ありがとう！♪これから、よろしく/~ (2012年7月27日 21時) (レス) id: 21270f388c (このIDを非表示/違反報告)
にゃんここにゃんこ(プロフ) - 早く続きが読みたいよ〜ぅ☆ (2012年7月27日 15時) (レス) id: f90b577cd1 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - ゆう( ´･ω･` )さん» 分かりますぅぅぅぅぅぅぅぅぅww友達希望してもいいですか？遅い気もしますが； (2012年7月26日 21時) (レス) id: 21270f388c (このIDを非表示/違反報告)
ゆう( ´･ω･` ) - 楓さん» 眼鏡萌えなんだよおおおおおおおおお (2012年7月26日 17時) (レス) id: afff3cd1f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう( ´･ω･` ) | 作成日時：2012年7月4日 21時
