砂ドケイ２

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ご飯は、もちろん、うちでも、薄味。





パパが、わたしの分を味付け前に取り分けてくれるんだけど、断然病院のよりおいしいんだよね。





それに手を伸ばしながら、パパと約束をした。





ってか大毅くんに言われた、おとんと約束せえ、って、ほんと大毅くんのほうがパパみたい。











「……わかった、……」

「ん、ありがとう。 これで、パパも安心して学校に見送れるわ。」











念のために明日は休むこと、明後日からはパパに送り迎えをしてもらうこと、次今日みたいなことがあったら照史先生に連絡すること。





じゃあ、土日は？って聞いたら、平日ちゃんと乗り越えてからじゃ、って怒られた、もー、いいじゃん、聞くぐらい。





送り迎えがないと土日も遊べないの？、そしたら、パパも、今週次第かな、って、はぁ、やっぱりそうなんだ。





今週おとなしくいられたら、まぁ、予定はもう入れちゃってるんだけど。笑





もし、ダメって言われたら、さいあくだなぁ、夏休みの分も含めて、わたし結構な人の予定断ってんじゃん？ そろそろ友達なくすかもね。笑











「あ、ちなみに、来週の土日は大丈夫やで？ パパがちゃんと予定立ててるから！笑」

「……え、パパが、？ …わたしの、予定立ててんの？笑」

「まぁ、Aのってかみんなのかな？ だから、その日までに、1泊お泊りできる準備しといてな！」











だから、今週はかなり頑張った、まじ、自分史上いちばんいい子で過ごした。





送り迎えしてもらったし、放課後遊びにいかなかったし、テンションおさえたし、完璧でしょ？





って思ったんだけど、案の定、金曜日には疲れちゃって、大毅くんはもちろん、パパにも渋い顔された、やめといたほうがええんちゃう？とまで言われるくらい。





もうめちゃくちゃお願いしてお願いして、なんとかうなずいてもらえたのは、夜の8時、今から風呂入ってすぐに寝るならな？、って、もう死ぬほど急いだわ。笑





そのおかげで、土日は、久々に友達10人ぐらいでカラオケに行った、バイクでニケした、ちょっと遠くまで行って季節の過ぎた海を見た。





レイジと2人の時間はとれなかったけど、いつもみたいに夜は電話して、なんかリア充だったな、まじ幸せだった。





こんな土日みたいな最高の日が一生続いてほしい。





人生、いろんなことあるけど、やっぱいつでも楽しく生きてたいな、って改めて思った。





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