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「ヒュースくん、ご飯食べた？」
ヒュース「食べたが。」
「ボク食べてないの。」
ヒュース「だから？」
「朝食って、今、温めてくれてたりする？」
ヒュース「あぁ。
丁度、温め終わったところだな。」
「ありがとう！」
「そういえばさ、ボク、不登校になったよ。ﾓｸﾞﾓｸﾞ」
ヒュース「食べながら、話すな。
で？」
「ボク、ずっとここにいることになったの。ﾓｸﾞﾓｸﾞ」
ヒュース「ヒュースくんって呼ぶのやめてくれないか？」
「なんでだ？」
ヒュース「気色悪い。」
「酷い！」
ヒュース「何十回、何百回呼ばれても慣れないことが気色悪いんだ。
お前に名前を呼ばれると、胸が苦しいんだ。
いや、呼ばれるだけじゃない。
お前を見るだけで、胸が苦しいんだ。」
え、待って。
ボクに恋してる？
ヒュース「そうなのか？」
「声に出てたか〜。
他には？」
ヒュース「目が合うと変な気持ちになる。他のヤツと話してると嫌な気持ちになる。守りたい。頼られたい。隣で笑っていてほしい。オレだけをみてほしい。」
「恋だわ。」
ヒュース「これが恋か。」
悠一「(俺のサイドエフェクトによると、俺がこの場に入らないとコイツらは進展しない)
たっだいま〜！
アレ？
恋バナでもしてた？」
ヒュース「オレ、Aに恋してるらしい。」
悠一「告白しちゃいなよ！」
ヒュース「どういうふうに？」
悠一「ｺｿｺｿｺｿｺｿｺｿｺｿ」
ヒュース「なるほど。
Aが好きだ。
付き合ってくれ。」
「ボク、嫌われてるけどいいの？」
ヒュース「オレに好かれてるなら充分だろ。」
「よろしくお願いします。」
続く
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