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(弱虫……か、)
図星すぎて何も言えない。
それが悔しくて情けなくてまた泣いてしまう。
男は泣く私を無視して
自分のものを私の中に入れようと体制を変えた
時だった、
「い"っ！……誰だよお前！」
男が急に頭を抑え後ろを振り返った
ソファに横たわっているせいかテーブルが邪魔をして何が起きたか分からない
「……そのお嬢さん離せや」
(…誰、？)
テーブルが死角となり関西弁の人の顔は見えないが、声からして目の前の男と同じ、男だってことは分かる
「関係な…うぐっ」
裸の男が声を荒げた瞬間、関西弁の人がかなり強く顔面を蹴った
痛そう…なんて思っている暇はなく
私は急いで服を整える
「俺もできれば手はあげたないねん。話し合い、しよか」
「ひっ…！す、すみませんすみません！！」
自分が勝てないと確信したのか、情けない声をあげながら部屋から出ていく
関西弁の男がそれを追うことはなかった。
追ってくれないんだ、なんて思っていると
「お前大丈夫か？」
近づいてきて手を差し伸べてくれた
その時初めて顔が見えた
綺麗な顔立ちに見惚れていると男は
私をソファから起き上がらせてくれた
「……あ、ありがとう…ござい、ます」
「ん。……ヒトカラ……ではなさそうやな。相手は？」
荷物の量からヒトカラではない。そう判断したらしい
相手……タバコに行ってるなんていえない。
今着ているものは制服だし、学校にバレたりでもしたら…
と怖くて何も言わないでいると男は「まぁええわ」とスマホを取り出した
「お前名前は？その制服ってことは我高か？お前頭いいんやなぁ」
「え、えっと……。」
色々あったあとに一気に質問をされたら頭が回らない。
すると男は「あ、すまん」と分かりやすい作り笑顔を浮かべて
「俺から言ったほうがええよな。俺、コネシマっちゅうねん。お前と同じ高校生やからタメ口で話そうや」
よろしく〜、と握手でもしろと言わんばかりに手を伸ばしてくる
握れば力加減というものを知らないのか思い切り握られた
コネシマ、と言った男はどうやら同い年らしい
大人びているからてっきり年上かと…
「A…です。コネシマくん、助けてくれてありがとう」
そう言えばコネシマくんは不思議そうな表情を浮かべた
「助けた？……なわけないやん」
「え、」
その瞬間目の前がチカチカして、
私の意識はそこで途切れた
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ウルフ・レト(プロフ) - 白玉こさん» ありがとうございます！嬉しすぎて私のライフもゼロです…😇もっと虜にできるよう頑張ります！！ (3月7日 1時) (
レス) @page46 id: dea71b6bbb (このIDを非表示/違反報告)
白玉こ(プロフ) - この作品に出会えて本当に良かったと心から思います😭ここからの展開が気になりすぎます性癖に刺さりすぎてライフゼロです、、応援してます！！！ (3月6日 21時) (レス) id: e18dbc994e (このIDを非表示/違反報告)
ウルフ・レト(プロフ) - 匿名野郎さん» わああ…ありがとうございます！！ロさんのそこ意識して書いてたのでとても嬉しいです！完結までどうか楽しんでいってください！ (2月18日 23時) (レス) id: dea71b6bbb (このIDを非表示/違反報告)
匿名野郎 - こういうお話めっっちゃ探してました！！！！！！ﾛさんの初心具合がとても好きです‼️‼️更新待っております！！！！！ (2月18日 14時) (レス) @page31 id: ba9094052f (このIDを非表示/違反報告)
ウルフ・レト(プロフ) - 風優さん» コメントありがとうございます！大好きだなんて言ってもらえてすごく嬉しいです！ゆっくり更新ですが面白い作品にしていくので最後まで楽しんでいってください！ (1月14日 10時) (レス) id: f93a386a12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウルフ・レト | 作成日時：2024年1月3日 1時
