Sincere love*035 ページ36
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「最後にそこの部屋を見ていいか」と彼が指さしたのは本棚がある寝室。
汚くなかったはずだなぁと「どうぞー」と返事をして、彼がそこをみているあいだに私はオムライスをどう作ろうか考えていた。
ケチャップがいいかな？それともデミグラス？卵は半熟で開いてあった方がいいのかな？それともオムレツみたいにナイフで開く？
そんなことを考えながら系さん長くなるかなぁと洗濯物に手をつける。ぽんぽんと積み重なっていく洗濯物に対して系さんは一向に部屋から出てこない。
不思議に思って声をかければさっきまでの柔らかい表情はなく、冷たく寂しい顔をした彼がいた。まるで昨日の夜の消えてしまいそうな彼で。
「なに.…したの？」
「いや、平気だ。戻るぞ」
そう言って心做しかフラフラとした足取りで玄関に向かう彼。
なにか変なものでも見たのだろうか。あの寝室には何も無いはずだけど。
「ちょっと待って！」
袋をもって玄関で靴を履く彼に急いで追いつく。
すごく心配で何があったのか気になったけれどこれ以上聞いてもきっと欲しい答えは返ってこない気がして。
寂しげに歩く彼の隣に追いついて、片方の空いた手を握る。大丈夫だよ、私がそばに居る。そんな思いを込めて。
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烏龍茶(プロフ) - りなさん» コメントありがとうございます！更新を楽しみにしていただけるなんて嬉しいです！小説の中で会える中堂さん…！確かに私も他の作者様の作品を読んでそう思います！ご期待に応えられるよう頑張りますので応援よろしくお願いします！ (2018年3月18日 18時) (
レス) id: 574d66a4d8 (このIDを非表示/違反報告)
りな - いつも更新楽しみにしてました！アンナチュラルが終わって悲しいですが、小説の中で中堂さんに会えるのが楽しみになっています！更新きたいしてます！がんばってください！！ (2018年3月18日 18時) (レス) id: 8a0990f49a (このIDを非表示/違反報告)
烏龍茶(プロフ) - あきさん» コメントありがとうございます！初めましてですm(_ _)mダントツにお気に入りと言っていただけて嬉しい限りです(;_;)原作沿いに書けなくて不安でしたのでこのスタイルでよかったと感じました。最後まで書きますのでよろしくお願いします！ (2018年3月18日 18時) (レス) id: 574d66a4d8 (このIDを非表示/違反報告)
あき - はじめまして！アンナチュラルの中堂さんにハマり、こちらの小説を見つけました。数ある中堂さんの小説の中で、烏龍茶様の小説はダントツにお気に入りです！原作沿いではなく、烏龍茶様のオリジナルのストーリーで、新鮮です。ぜひ続きを書いてください！ (2018年3月18日 18時) (レス) id: b4f36fabcb (このIDを非表示/違反報告)
烏龍茶(プロフ) - 優さん» コメントありがとうございます！初めましてです(`･ω･´)/いつもですか、嬉しいです(;_;)やっぱりアンナチュラルは生きがいですよね、、。続きを見たいと言ってくださりありがとうございます、必ず最後まで書きますのこれからも応援よろしくお願いしますm(_ _)m (2018年3月18日 17時) (レス) id: 574d66a4d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：烏龍茶 | 作成日時：2018年3月11日 16時
