リンタングル ~Ren.N~ (ページ37)

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Story 37 ページ37

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あれから、服を選んでもらうだけだったのにちゃっかり髪もやってくれていて。

「どこで学んだの……」

髪をアレンジしていく手さばきは女子の私より早い。

神『まあ、Aは女子力皆無だもんなー。そんなんだと廉にも振り向いてもらえないよ。』

「余計なお世話ですーだ！」

ケタケタ笑ってる勇太はムカついたけど、髪も服も気づいたら完璧になっていた。

神『……いんじゃねーの？』

私を見るなり、ボソッと言ってきた勇太に少し不安になる。

「え、似合ってない？？」

神『……かわいいと思う。』

いつもはそんなん全く言ってこない勇太が言ってくるもんだからこっちも照れてしまう。

神『あ、化粧は薄めな。』

廉は濃いのが苦手だから、
なんていうけどどこまで詳しく知ってるんだよってツッコミたくなるがここは黙っておこう。

神『時間だし、そろそろ行かないと間に合わなくなるから。』

そう勇太に言われて、最後にピンク色のグロスを塗って鏡でチェックして。

よし！と頬を叩いて気合をのせる。

神『ほら、行くよ。』

「うん！！！」

廉がふりむいてくれるようにただただ祈り続けた。

(これでダメだったら勇太絞める)

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更新遅くなりました(；；)

バイトが始まり課題に埋もれ、なかなか手につかずゆっくりのペースになるかもです！