リンタングル ~Ren.N~ (ページ38)

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Story 38 ページ38

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ショッピングモールには集合の10分前には着いてとりあえず一安心した。

まだ、2人は来てないけど、れなから、"そろそろ着くよー"なんてLINEが来てるし、あとは廉を待つだけだ。

ただ、ほんとはちょっと怖くて、内心来ないんじゃないかって不安に思う自分がいる。

祭りで来なかったし、連絡つかなかったら同じことになるだろうな……なんてつい弱気になってしまう。

神『廉なら絶対くるよ』

不安になってた私を察したのか、勇太がそう声をかけてくれた……

＿＿＿＿＿と思った時

ピロン

「れなかな？」

届いたメッセージを開くと

廉そろそろ着く

廉からのメッセージで。

ただこの一言だけだけれど、やっぱり好きな人からLINEを来るのは嬉しくて。

神『そのニヤケ顔、廉が来る前にどうにかしろよな』

なんて言われながら勇太にほっぺをつままれる。

「痛い！！！！」

しょうがないじゃんね？

好きな人からメッセージ来て喜ばない人なんていないでしょ？

もう、頭の中は廉のことでいっぱいで、ほっぺをつままれてる感覚なんてなくて。

廉がこちらに向かって歩いてるとこも気づかなかった。

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『なんや、2人。
めっちゃ仲ええやん。』

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そう声が聞こえて振り返ると、そこには廉がいた。