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そして旗印戦が開始した。
明智くんは今図書室にいて、
信長とみやびさんが見当たらない。
みんなここまで協力してくれるとは。
まぁいいや、私も図書室いこーっと。
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「お邪魔する」
と入るとみやびさんと信長を発見。
ここは彼の意図を感じ、空気を読んで明智くんには触れない。
「また地球儀触ってるー!」
み「また?」
「え、あ。」
やってしまった。
信「貴様面白いな、地球儀」
助けられた。
あなたを死に追いやった男の妻なのに。
あなたは、____いるはずなのに。
み「そういえば明智くんが見当たりませんね」
明「今、きました。」
み (ここのどこかに隠れていた…?)
「反家康同盟だったっけ、信長は入ってんの?」
信「入ってない初耳だ。」
み「初耳とな…?」
信長はまだだったんだ。
明「交渉、しにきました。」
明「信長くん、僕に、いや、反家康同盟に力を貸してもらえませんか」
信「力は貸さん。」
み「えぇ?」
信「まぁだが、そこまで言うなら友人として、ここにいてやってもいいぞ」
ツンデレかよー!可愛いのだが。
明「友人として、ここにいてください」
と手を差し出す明智くん。
それを握る信長。
本能寺の変はおこるのかな
おこらないことを願う。
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み「こんな緊張するかくれんぼ生まれて初めてですわ…」(小声)
み「きました!」
「そか」
と私は図書室の座れるところを探し、
飴を頬張る。
口の中全体にピーチの香りが広がり、
甘い液体が喉を通る。
実際言って私もちょっとは緊張してる。
明智くんに手をだされたら、
いくら強い家康でも手を出さないわけにはいかない。
そしてまだ信長は地球儀を触っている。
なんで飽きないのか不思議だわ。
と思っていたら扉の開く音がする。
むちゃくちゃ存在感ありますやん、家康殿
家「明智はどこか知らないか?」
信「知らん」
家「そうか、なら自分で探す。」
緊張した空気が図書室全体に広がる。
音がした。
焦った時のアクシデントだろうか。
お願い、逃げ切って。
信「日本の裏側はブラジルと言われていたが、詳しくは大西洋なのか!」
家「おまえは本当に地球儀が好きだなぁ」
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檸檬の妹(プロフ) - めいめいさん» コメントありがとうございます!更新頑張るので、よかったらまた見てください!できればでいいのですが、またコメントよろしくお願いします! (2022年9月14日 7時) (レス) id: 1fb600e1a2 (このIDを非表示/違反報告)
めいめい - このお話面白いです!!何度でも見れてしまいます!wこれからも更新、無理せず頑張ってください!続き期待しております!(^^) (2022年9月13日 22時) (レス) id: 67bfb56258 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬の妹(プロフ) - あんずさん» ありがとうございます!頑張らせていただきます! (2022年9月4日 9時) (レス) id: 1fb600e1a2 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - このお話に星つけますね!頑張ってください! (2022年9月4日 9時) (レス) @page8 id: 4439453481 (このIDを非表示/違反報告)
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