半径2m以内立ち入り禁止！！【鬼滅の刃】

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『お前が、鬼舞辻無惨なんだねぇ』

ごめんなさい竈戸さん、
やっぱり奴は男性でした。


女装も似合うってどういうことです！？
なんで男性の格好で来ちゃうかなぁ？？？
女装の方が男性の姿より、
遥かに美人に見えてお似合いなのですが！？？









『お館様、失礼しますね。
産屋敷耀哉さん、今までお世話になりました』













しばらくして、
爆発音が響き渡った。


神様なんて居ないのかな、
折角自分の罪を自覚したのに
1番償いたい相手がいなくなっちゃうなんて。

勝手に誤解していた私が悪かったのに。







次は私のお墓参りについてきてもらおう、
冨岡さんに。
産屋敷一家と、私の家族のお墓。

またあえるよね。きっと。









そうして敵陣へと足を運んだ。









しのぶちゃんとカナヲちゃんに合流し、
共に鬼の気配のする部屋の襖を開けた。



中にいたのは、
1番この面子で出会いたくなかった鬼。






｢姉さん………？｣


あぁ、会いたくなかったな。大好きだけれど。





『お久しぶりですね、』


上弦の鬼の胡蝶カナエさん。




｢ああ、Aさんは知っていたんですか。
そういう事だったんですね。
へえ、私にこのような隠し事は
よろしくないと思いますよ？
あとで覚悟していてくださいねっ、？｣

｢柱とはいえこれは駄目です。
師匠、どうしましょうか。
今すぐ切腹するべきですよね、？｣


駄目だ、2人とも衝撃で冷静さを失っている。
お願いだから切腹しないで！？



相手は元柱で上弦の鬼。
強いことには間違いない。




『私が抑えますから、
2人で薬の方お願いしますね』


姉を殺せなんて言わないから。
例え鬼であったとしても。





｢ご協力お願いします｣

冷静になったしのぶちゃんがそう言った。









結論を言うと成功はした、と思う

ただし、
しのぶちゃんもカナヲちゃんも
戦闘は暫く出来ないほど傷を負ったし、
私も身体中を深く斬られた。

相手は過去を忘れていた為当然ではあるが。


『しのぶちゃん、
私はほかの人たちに応戦してくるね』


本当はまともに歩けないほど辛いけれど。




今この瞬間に、もう1人の友人、
蜜璃ちゃんが怪我をしてるかもしれない、
なんて考えたら耐えられない。


しのぶちゃんのことは守れたと思うから、
次は蜜璃ちゃんを守ってみせる。

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