半径2m以内立ち入り禁止！！【鬼滅の刃】

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『約束ですからね』

気付いたら約束を結んでいた。
口約束なんて不確かなはずなのになぁ………

心の底で期待してしまっている。
この私が、男性に対して。







｢ああ｣

姉の墓参りを終え満足したようだ、
分かりやすくやりきった顔をしている。


｢お礼にレモンをやる｣





いりません。



『山ほど所持してるので遠慮します、
あと男性から食べ物は受け取れません。』

さすがに困りますって！
ほら体内に、
男性が触れた物が入るわけでしょう！？
こんなこと言ったら何も食べれなくなるのは
分かってるけどさ！！！

目の前で触られたらねぇ！？


｢何故だ、好物だろう。｣

例え好物だろうと、
食べきれない量はいりません。
まぁ、レモンで溢れた家も素敵だと思うけど！



｢最高級のレモンだぞ｣








あなたもですか。
柱の中では、
贈り物は最高級という規則でもあるんです！？

『それ私の畑のレモンですし、
どうぞお食べ下さい。美味しいですから』


だから最近収入増えてたのね。
育ててくださってる方の給料増やしておこう。うん。









で、


『これ私必要でした？』



必要無かったとしか思えません。

｢こうでもしないと話さないだろう。
同僚と出掛けるのも悪くない｣

男性と出かけるのはよろしくないです、
私の精神状態上。

でも、






『私が想像していた男性像と、
現状は異なることが分かってきました』


思ってたより過去のトラウマに
囚われていたのかもしれないなぁ。


｢絶対に害は与えない｣








え、現在進行形で与えられてますけど。


本来なら、
あまね様とお昼寝だったんですからね！？？
私はまだ忘れてませんよ！？









｢ヤット見ツケタゾ！
A！！！手紙ダ！！！｣

帰り道の途中、急に名前を呼ばれました。



あら鴉さんこんにちは。
今日の分の皆様からの手紙は
受け取ったと思いますけど？？





とりあえず中を開いて見てみる。

『え』


神に見捨てられてなかった、だと？



『明日しのぶちゃんと
蜜璃ちゃんに会えるの！？』


やったぁ、幸せが降ってきた。
鴉さんありがとう好き。



だからといってこの間、
煉獄さんの元へ連れていったあの鴉は
許さないけど！！！！







あ、でもおかげであまね様に
褒められたから良かったのかな…………？

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