半径2m以内立ち入り禁止！！【鬼滅の刃】

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鬼の形相のあまね様に連れられて、
お館様は退出しました。


あまね様強いね。うん。

｢すみません、
もう二度としないよう伝えておきましたので。
安心してくださいね｣

あまね様はいつも通りに戻ってました。素敵。
笑顔が美しいです、先程と違って。

何か見てはいけないものを見た気分だけど
気にしないでおこうかな！！！

『ありがとうございます女神様、
この魚はあまね様が調理なされました？
とても美味しいです！！』

料理上手ですね！！
私、あまね様の旦那になりたいです。



｢あら、ありがとうございます。｣

やっぱり微笑みが素敵！！！



『ご馳走様でした。すみません、あまね様。
どうしても米と味噌汁は完食出来そうにないです。食べ物を粗末にしてしまい申し訳ございません』

こればかりは最早体質なので、
これ以上食べたら恐らく戻してしまいます………




｢大丈夫ですよ、仕方ないです。
準備の手伝いさえも駄目なのね｣

だって言わば男性が触れたものが
私の体に入るわけでしょ！？
お館様の成分が私の中に入るんだよね！！？
無理です、絶対無理です。



それに、

『幼い頃から長年拗らせてきましたので、』

治したくても手遅れです。



｢幼い頃から大変だったのね。
いつ頃からこうなったのですか？｣

よく聞かれるんだなぁ、それ！



『分からないんです』

まるで記憶が消えたかのようにね！！！


お父さんは昔から優しいし、
小さい頃にトラウマなんて
ないはずなのになぁ？？
人間って不思議だね！！！





｢とりあえず、これからについて説明しますね。
昼間はあの部屋をご使用ください。
夜間についてですが、この屋敷を中心とした範囲の見回りをよろしくお願いします。全速力で走っていただければ、直ぐにここに着くような距離です。もし、何かあればよろしくお願いします。｣

ほう、とりあえず産屋敷一家を
お守りすることが最優先なんだね！


『かしこまりました、あまね様』

あまね様や、娘様方の為なら
私の命なんぞ惜しくもないので！！！







｢Aさん、今暇ですか？｣

あら、ひなき様！！

『暇ですよ、どうなされました？』









｢Aさんは、
お館様の声で落ち着くことは無いのですか？｣

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