だから私は丙ですって！【鬼滅の刃】

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『我が家の方針では、
無の呼吸を使う者は徹底して、
必要最低限しか発言してはならないという
決まりがありました。
まぁ、両親死んでからは守ってませんが。
なので、かつての柱合会議では
無言を貫いておりました。』


理解出来たかな？

『10歳までに
立派な剣士に育てないといけない為
我が家では凄く厳しかったんですよね。
私はこの意味不明な色素の薄い髪と瞳のせいで
余計に厳しく扱かれましたが。』

無の呼吸では、
存在を消す必要がある為、
黒より色素が薄い方が良いだとか。
好き勝手に期待され持て囃され、
挙句の果てに失敗したら罵倒される。


せっかくそんな生活から抜け出せたのに、


『家で居場所がなかった私には、
柱という位がとても居心地のよい、
1番の居場所になりました。』



それもすぐに居心地悪くなりましたが。


『それも束の間。
誰かさんたちに罵倒されるようになりました。
呼吸が見えませんから、
呼吸が使えない代表の柱だとか
隠の代表だとか散々言われましたねぇ。
あとは妙な服を着ているでしたっけ？』

無の呼吸を最大限に引き出すには、
空気抵抗の少ない服である必要があったのでね



『もし万が一、
あの場で敵襲が来た時、
相手にバレずに素早く倒せるのは私でしょう。
私は気配を消せるので、
皆様に気を取られている間に倒せるのは私だけ
だから、言い返すことはしませんでしたが』


さぁ、皆さんわかりました？

『耐えるのに限界が来た時、
両親が他界しました。
言いつけを守る必要が無くなった私は、
お館様に頼んで柱を辞めました。』


そして現在のように五月蝿くしています。
声を出すのって楽しくていいよね？
他の呼吸は音がわかりやすくていいよね？



『低身長は我が家の遺伝です。
小さい方がバレにくいので。
幼い頃から鍛えられてるので、
この身長でも筋力に問題はありません』



さ、これくらいかな？？







『以上ですが、質問あります？』

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