だから私は丙ですって！【鬼滅の刃】

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『さ、音柱さん。
約束を果たしに来ましたよー』

良かった良かった、ちゃんと居た！！
ヤケになって約束破られるかと思いましたよ〜

｢お前、どこに居たんだよ｣

あっれーー？
まだ、気付いてなかったんだ。
あ、煽ってる訳じゃないからね！？



『うどん屋ですね』

｢はぁ？｣

見つけられなかったので私の勝ちですよね！

｢いや、俺見に行ったぞ｣

知ってますって、居ましたから！

『知ってますよー、
あそこのうどん美味しいですね！
ゆーっくり噛んで味わいましたよ！！』

｢うどん美味ぇよな！俺も好きだぜ！！｣

あなたもっと
派手なご飯の方が好きだと思ってましたよ！！

『ですよねー！
今の姿でも受け入れて貰えるでしょうかねぇ』

幼い、お金を払えそうにない、
小さなお子様だけど！！
年齢的には十分だけどね！！！？









｢あ、｣

やっと気付いたかな？？
段々目が見開かれていく。

｢お前、その髪｣

今は黒色ですねぇ。
ちゃーんと皆様の見慣れた髪色です。
昨日のような、
色素の薄い銀色ではありません。

『私の勝ちですよね、宇髄さん。
勿論お願い叶えてくれますよね？？』

まだ驚きから完璧には離れられてないかなー？
有言実行くらいしてくださいねーー。


｢あぁ、叶えてやるぜ。何して欲しいんだぁ？｣


柱なら何でも出来ちゃうよね！
迷っちゃう迷っちゃう！！

『うーん、私もお嫁さんと仲良くしたいし、
柱の方々と仲良くなりたくないし、
水柱の暴走止めて欲しいし、
とりあえず今日お腹すいたから鰻食べたいし
選びきれませんね！！！』

｢え、おい、
俺も冨岡を止めるのはちょっと………｣

マジですか。




え、まって、これじゃあ、
誰だったら彼を止めれるの！？
え、無理じゃない？？？
このコミ力の権化みたいな人が無理なら、
というか神でさえも無理ならば、
私も無理ですけど！？



お館様に頼るしかないの！？

『えー、神じゃなかったんですか！？』

｢神にも色々種類があるんだぜ？
俺は祭りの神であって水の神ではないからな！｣

水の神なら止めれるんだ！？









でも、まずは、


『宇髄さん。
あなたが負けたのにも関わらず、
あなたの要望が、
1つ叶えられちゃいましたよねーー？



私の言うこと2つ聞いて下さいよ』


私の名前、わかっちゃったでしょう？
やっと気付いてくれた、感謝を込めて。


｢あーーー、分かった。｣









『まず、1つ目。
私の正体は誰にも言わないで下さい。



2つ目は、、、』

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