だから私は丙ですって！【鬼滅の刃】

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｢単刀直入に聞くぞ、
お前は今忍びに追われてるか？｣

あぁ、両親が狙われてたからですかね？
そんなに気になりますー？



あなたは、
こんな状況が珍しい訳では無い事、
知っているでしょうに。


『さぁ、私は知りません！！』

残念ですが、興味無いので！！！


｢重要な話だろ、
自分が殺されるかもしれないんだぞ？｣

えぇ、そうですね。
殺されるかも、しれません！！
殺されたら殺されたでどうにかしますよ！
とりあえず天国か地獄どちらへ行くか
決められるとこから始まると思いますが！

『ま、その時はその時ですよ！
あなたが口を出す必要はございません』



善意なのか自分の為なのか知らないけど、
私は一切気にしていませんので！！

｢はぁ？｣



『あのね、皆様曰く、
私は才能があるらしいのですよ』

わざわざ、移動する相手を、
しつこく狙わないとは思いますけどね！
こっちは逃げる為ではなく任務ですし！！

『何度追い返したかは忘れちゃいました！』


ま、要するに大丈夫ってことです。


｢すげぇな、、、
お前、そういや名前は？｣

お答えしたく無いです。


『無門です』

｢下の名前｣

『言いたくありません』

あなたには言いたくないんですよ！

｢はぁーーーー。
じゃあ、無門。俺と勝負しろ｣

え、溜息ながっ。そして嫌です。
そもそも、

『勝負って何の勝負ですか？』





｢俺とかくれんぼだ｣

23歳男性と14歳女性でかくれんぼですか。



『メリットがないので嫌ですね！』

私の時間が無駄になるだけですよね！！

｢俺が勝ったら、下の名前と元の呼吸を教えろ｣

え、何それずるい。


『私が勝ったら？』

｢なんでも言うこと聞いてやる｣

え、勝たないと。
自称神だから、
本当に何でも聞いてくれそうだよね！




『いいですよ、1回だけですが』

勝っても負けても文句なしですからね！



｢ルールは簡単だ。
お前が隠れて俺が探す。
制限時間内隠れきれたらお前の勝ちだ。
万が一見つからなかったら
明日俺の屋敷に来い。
そしたら言うこと聞いてやる」

制限時間は、一時間で、
範囲はこの街の中だけらしい。


街の人に匿ってもらっても、
通行人に化けても、
端に隠れても、
何をしてもいいらしい。



彼は音柱。
気は抜いちゃ駄目だよね！

『分かりました。
約束、守ってくださいね』









音柱が探し始めるまでもう少し。
それまでに準備しないとね！！

まずは、最寄りの藤の家に行かなくちゃ。

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