柱になった弟と柱になりたくない姉【鬼滅の刃】

11日目 ページ13

｢｢ごめんなさい｣｣

『許しません』

｢何故だ！謝ったから別にいいだろう！？｣

私は何故逆ギレされているのでしょうか。
酷くない？？


『ごめんなさい、で終わったら
世の中説教する親は居ないはずです』


｢だがな、A｣

私は何故口答えされているのでしょうか。
話聞いてました？


｢俺の親はお前ではない｣

君も口答えするのね！？

『あのね、君の命を助けたのは私！
君を養っているのも私！だから親と一緒！！
わかった？？』


｢俺は蔦子さんに養われている｣

まだ口答えしますか！？

『わかった？』

｢いや、だが、、｣

『わかった？』


｢｢……………はい｣｣

仕方がない、私は優しいから
返事が遅かったことを不問にしてあげるよ！

『何故喧嘩になったの？』

どうせ今回もしょうもないんだろうなぁ。


｢錆兎が俺のふろふき大根を奪った｣

あの、

『錆兎くん、君21歳だよね？
何故14歳の少年のふろふき大根を盗んだの？』

世の中の21歳ってこんな感じなの？？？

｢美味しそうに食べてたから、
有一郎のだけが特別なのかと思った。｣

21年間生きてきたんだよね！？

『ちゃんと謝ったの？』

｢勿論だ！男ならちゃんと謝るべきだからな｣

男なら人の物を盗まないでください。切実に。

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