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『Aはどう？嫌だったら言ってね。代わりにジスとか私がやってもいいし』
「……やります」
「へっ！？」
『やってくれるって。よかったねホシ』
「え、うそ…本当にやるの？」
「うん」
撮影のためだとしても
誰かがスニョンの首にキスマークをつけるのは、なんか嫌だなって
そう思った
「A、何するかわかってる？俺の首に…キ、キ、キス…するんだよ？」
「うん。
スニョンは私にされるの嫌？」
「まさか！嫌なわけない！
ただ、そんなの初めてだから…緊張しちゃって」
『ㅋㅋㅋㅋ』
「笑わないでください！ヌナ」
『いやぁ、青春してるな〜と思って』
「……」
『若いっていいわね。ドギマギしたり必死になったり。
私はそんな感情とっくの昔に忘れたわよ』
「オンニも若いじゃないですか〜」
『ほんと？ありがと♡
それじゃ
Aは真っ赤なリップに変身しましょうかね』
「はい」
.
.
.
『ん〜すごく綺麗。
Aは唇まで管理が行き届いてるわね』
「そうですか？」
『さすがセクシーな唇代表』
「初めて言われましたけどㅎ
これ、すごく綺麗な色ですね」
唇に塗られた口紅の色を鏡で確認する
『でしょ？私のお気に入りなの』
「……」
『どうよホシ。今からあんたの首にこの唇が触れるわよ』
「静かにしてくださいヌナ。精神統一するので」
『ㅋㅋㅋㅋ』
目を閉じて深呼吸を繰り返す
その姿を見ていたら、私も緊張感が増してきた
『準備できましたかー？』
「…はい」
『じゃ、ホシはここに座って』
「どこにつけたらいいですか？」
『1つめは…ここがいいわね。よく見えるように真っ直ぐ』
オンニが位置を説明しながら首を押したので、スニョンはゴホゴホと咽せる
「ヌナ…力強いんですけど」
『ごめんごめん』
「もしかしてわざと…？」
『そんなわけないじゃない〜あはは』
「……」
『さ、A
思い切ってよろしく』
「はい」
オンニと場所を入れ替え
ゆっくり顔を近づける
「わっ」
「え？」
「…ううん。何でも、ない」
「……」
距離が縮まると
スニョンの顔は強張るし、私の鼓動も速くなる
どうしよう
やるって言ったのは自分だけど、上手くできるかな
「…
スニョア」
「う、ん」
「とりあえず…やってみるね？」
「…はい」
目をぎゅっと瞑って耳を赤くする
そんなスニョンがなんだか可愛くて
少しだけ肩の力が抜ける気がした
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レモン(プロフ) - madomikaさん» 楽しんで頂けて嬉しいです😊ありがとうございます！ホシくんとくっつくか、他の誰かなのか、そもそもくっつくのか…何も決まっていませんが今後もお付き合い頂けたら幸いです🙏🏻💕 (2023年2月21日 20時) (
レス) id: 3b4fb2b588 (このIDを非表示/違反報告)
madomika(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！はやくホシくんとくっついてほしいなあ…って思ったりもしてます！これからも楽しみにしてます！ (2023年2月21日 3時) (レス) id: c3b65d212e (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - toshokan0530さん» このタイミングで公開するのはちょっと不安でしたが、せっかく描いたので喜んで頂けて嬉しいです😊 (2023年1月14日 20時) (レス) id: 3b4fb2b588 (このIDを非表示/違反報告)
toshokan0530(プロフ) - ハンソル〜 ·͜·♡ありがとうございます！これみて気持ちがちょっと穏やかになりました笑 (2023年1月14日 4時) (レス) @page37 id: 1e72ceb0e4 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - toshokan0530さん» その2人の関係は私自身も気に入ってるので、そう言ってもらえて嬉しいです😆💕今後も楽しんでもらえるように頑張ります〜 (2023年1月8日 22時) (レス) id: 3b4fb2b588 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモン
| 作成日時：2022年12月11日 16時
