37話 ページ41
ut視点
ー我々国 拷問室ー
ut「気持ち悪いくらいに同じ事しか話さへん……」
拷問開始から15時間が経過した
Aの生死に関わるため、ぶっ通しでやってきているのだが
ビゴー「……っふふふ」
ビゴーより俺の方が疲れ始めてきている。
禁煙はじめよっかな……
ut「アカンアカン。ニコチンが無いと生きてけねぇ」←
兵士「失礼致します！！エーミール参謀長様を連れてまいりました！」
別室で五分ほど休憩をしていると、エミさんが入ってくる
ut「あぁエミさん、待っとったで。何も情報が出とらんわ……ってめっちゃキレとるやん」
em「当たり前やろ……。これ借りるで」
右手に金槌を持ったエミさんが、静かに拷問室へ入っていく
zm「ふーん！！！大先生を驚かしていくゥ！」
ut「うおぉっ！ビックリしたぁ！」
zm「エミさんがキレてるとの情報が……」
ゾムも拷問を見に来たらしく、ダクトからひょいと降りてくる。
ut「誰情報？」
zm「シッマ」
ut「納得」←
ーem視点ー
em「……それでは始めましょう。私からの質問には必ず答えてください、返答が無ければ問答無用で骨を潰します」
静かに机の上に金槌を置くと、ビゴーは息を飲む
em「あまり長く話していると、私が貴方に殴りかかりそうですので……」
「Aさんの場所はどこか」そう聞こうとすると、ビゴーが笑い始める
ビゴー「……ははは！今頃どうしてるだろうなぁAさん。昨日のお昼からずっとご飯食べてないから。」
em「何が言いたい」
ビゴー「早く寮に帰らせてくださいよ。Aさんにご飯をあげないと」
鋭い目付きでそう睨んでくるビゴー
だが、そんな幼稚な彼を見ていると笑いが込み上げてくる
em「結構です。もう全て分かりましたので」
ビゴー「……は？」
間抜けな顔をする彼の顎を思いっきり掴み、笑顔でこう告げる
em「素晴らしい手がかりをありがとうございます。Aさんは寮の貴方の部屋にいるんですね？」
人間は興奮しすぎるとついぼろを出すことがある
きっと彼も、Aさんを監 禁できたことに満足していたのだろう
決定的な証拠を喋ってしまったのだ
ビゴー「お前なんかにAさんは渡さない！」
em「……そのままお返ししますよ。 牢獄の冷たい床にでも這いつくばってろや」
待っててくださいね。Aさん
今助けに行きます
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 92人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きなこれもん(プロフ) - きなこんこんさん» 好きだなんて言っていただけて嬉しいです！emさんの沼にハマっていただけるよう頑張ります！コメントありがとうございました！ (2021年10月17日 11時) (
レス) id: dd0694dac5 (このIDを非表示/違反報告)
きなこんこん - え、emさんカッコいい…。あ、物語の途中から失礼します。私、emさん推しではないのですが、推しになりそう。それくらいこの作品がスキです！！^^更新頑張ってください！！ (2021年10月16日 22時) (レス) @page41 id: 5c71fdc042 (このIDを非表示/違反報告)
きなこれもん(プロフ) - ここにゃん2さん» いえいえ！文面上だと伝わりにくいこともありますし、コメント面白かったので大丈夫です！！体調気にしていただけるの嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2021年9月5日 16時) (レス) id: dd0694dac5 (このIDを非表示/違反報告)
ここにゃん2(プロフ) - きなこれもんさん» 大丈夫ですよ！？本気にしてる私が馬鹿なんで！！ガチで馬鹿なんで謝らないでください！？ あ、更新頑張ってください！自分の体調にも気をつけて！！ (2021年9月5日 15時) (レス) id: def594ece5 (このIDを非表示/違反報告)
きなこれもん(プロフ) - ここにゃん2さん» あ、ネタです！本気にさせてしまってたらごめんなさい！！ (2021年9月5日 15時) (レス) id: dd0694dac5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きなこれもん | 作成日時：2021年8月25日 7時
