【歌い手】久しぶりに学校いったらクラスメイトが歌い手しかいないです。

96.サイドストーリー まふまふ編 ページ46

まふまふsideです。


77.「」とその現状に至った時
のまふくんの心境です




さっき、天月くんに言われた。


Aは僕の事が嫌いなんだって。



昔付き合ってたからわかる。Aは僕のことを避けてる。



って。



だから、ちょっと手伝って欲しい。


って。



今ではなんで承諾したかわかんないくらいさっきは混乱していたんだろう。



僕は今日、Aと寝る約束をしていたこと。



なんで知ってるの？




でも。天月くんだから、そらるさんとかに聞いたんだろう。




僕は、Aと寝る時。



睡眠薬を刺して寝かせて、天月くんの部屋まで連れて行かなきゃいけない。



理由は知らない。どうだっていい。




僕の事が嫌いなら、僕だって嫌ってやる。





…





なるべくはやめに連れてきて欲しい。


って天月くんからlineがきた。




僕はAを急かせて、部屋まで来てもらった。





…睡眠薬。あった。





、




本当に。僕の事が嫌いなのか？



そんな考えが頭をよぎる




そんなわけない！なんて思っちゃう。




「…ぼくのこときらいなの？」




聞いちゃった。



A「…えっ？」




え？なんでそんなこと言うの？




とでも言いたいのか。



「だ、だって…」




言葉が思いつかない。




どうしよう。どうしよう





A「うん。」




その一言だけでも優しくって、



流石だなぁ。負けちゃった。



天月くんの頼み。なんで受けちゃったの





ぽたぽた落ちる涙



かっこわるいなぁ…




…いそがなきゃ



lineがすごく来てる



通知、うるさい。





でも。聞きたい。



「ぼくのこと。」




「避けてない？」




A「避けてない。」




即答。



ああ、涙が溢れて止まらないよ…




「きらいっ、じゃないっ、？」




涙のせいで言葉がカタコト。



はぁ…かっこわるすぎでしょ。



A「すきだよ？」




救われた。


天月くんの勘違いじゃん。




Aは、僕のこと嫌ってないじゃん。



避けてないじゃん。




「ふふ、ぼくもすき。





だーいすき。




ボクのものにしたいくらい。」





それくらい、



溺れちゃったあ…





Aの顔が強張る





そんな顔しないで。




後ずさりしていくA




ベッドのところまで行って、倒れこんだ。




…今だ。今しかない。




「ごめん、ごめんねっ…」



僕は睡眠薬を刺してAを天月くんの部屋まで運んだ。

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