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「うわぁあああああっ！だれっ！？誰！？」
私は大声をあげた。
私の目の前に立っていたのは、ピンク色の髪をしたかわいらしい顔をした少年だった。
「若っ！かわい！なにもの！？」
思いついた言葉を次々に言っていくと、少年は機嫌悪そうに
「はぁ！？意味わかんないし。ここはどこなの？
・・・・さっさと答えなよ。クズ！」
「・・・クズ！？」
彼が言った言葉をリピートして目を見開いた。
「だってクズはクズでしょ？」
腕を組みふんっと鼻を鳴らす。
何じゃこの子！
可愛いけど、めっちゃ上から目線やっ！
「ちょっと待ってよ。私からも聞きたい！
貴方は誰！？どうしてここにいるの！？
それに貴方・・・なんで髪がそんなにかわいい色してるの！？」
少年は少しぎょっとした顔をしながらも、目をそむけた。
「自分から名乗るのが礼儀でしょ？」
それもそうだ。
私はその場に座り、とりあえず彼との会話を試みることにした。
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