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・kn
ガンガンと響く頭痛に耐えながらも任務を終えた貴女は城へと戻ります。顔を歪めながらゆっくり歩いていると「Aやんけ。」と彼のよく通る声が聞こえてきます。何時もの調子で話しかけてきた彼でしたが顔を青くさせている貴女に気づいた彼は「体調悪いんか？」と怪訝そうに尋ねてきます。『ちょっと頭痛くて....。』何とか伝えるも途中で視界がフェードアウトし彼の方へ倒れ込んでしまいます。
「お前、体調悪いんなら最初からそう言っとけや。」
目を覚ました貴女は眉間に皺を寄せている彼と目が合います。何時もよりも低い声音もあり怒っているのかと思うも「心配するやんけ。」とぼそりと続ける彼に直ぐ思い改めます。眠ったおかげが少し痛みが引いた貴女が緩い笑みを作り『心配してくれて有難う。』と言えば彼も表情を緩めます。心配性の彼は貴女が元気になっても暫くはちょくちょく様子を伺ってくることでしょう。
・zm
季節の変わり目のせいか体調を崩してしまった貴女は皆に移さないよう執務室に篭もり書類整理を行います。午後になるにつれ体調は酷くなっていくばかりでそろそろ休もうかと考えているもののその前に咳が止まらなくなり上手く呼吸が出来ないせいか視界も白くなり倒れ込みます。ダクトの方から大きな音がし「A！」と彼の声を背に意識を手放します。
「A！.....なんで無理するんや。」
貴女が目を覚ませば彼は目を瞬かせた後ほっとした表情を見せます。そして今度は悲しげに翡翠色に輝く瞳を揺らせばそう問いかけます。彼の様子に反省した貴女は『ごめんなさい。』と謝り彼の頬へ手を伸ばし撫でれば彼はその手に擦り寄ってきます。彼は貴女が『風邪移したくないから部屋に帰って？』と言っても「嫌だ。傍に居たい。」と体調が戻るまで甲斐甲斐しく看病してくれるのでした。
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友希 - おわり…だと…？ な…？ん…？だ…？と…？ (2019年11月24日 20時) (
レス) id: de1d495d63 (このIDを非表示/違反報告)
ししめ - あれ…？また終わりになってる…終わってませんよね…？ (2019年11月17日 23時) (レス) id: 0ca4129dba (このIDを非表示/違反報告)
こたつつき - 突然コメント失礼します！どの作品もとっっても素敵です……！リクエスト、もし受付られてるのであればしたいのですが……！｢攻めてみた｣があるので｢攻められた(めちゃくちゃ愛された)｣系がめっっちゃ読みたいです…！お時間＋リクエストOKであれば是非お願いします (2019年11月16日 2時) (レス) id: 5b1f2f213c (このIDを非表示/違反報告)
黄色い羊 - この神作品マジで完結しちゃったんですか？【泣】 (2019年11月4日 20時) (レス) id: 91f99bd517 (このIDを非表示/違反報告)
杏味の兎さん - りめんばーさん» 安心しました！！この作品とても大好きなので、とても驚きました。これからも応援しています！更新ありがとうございます！ (2019年9月22日 16時) (レス) id: ee625254f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りめんばー | 作成日時：2019年6月12日 20時
