作戦トリップ!!🃏 ページ32
フュエルside.
レグ「……時間通りだな。」
レ「あのカラスから許可は貰っておいた。」
レグ「助かる。」
私達はレグさんの指定の時刻の15分前に鏡舎に集まっていた。闇の鏡でさらわれた説もあったけどハーツラビュル寮の鏡に異変があったのでそこに重視した。
フュ「中の寮生達は?」
リユ「影響があるといけないので空きのあるスカラビア寮に避難させておきました。」
カ「あっちで宴やってるから平気だぜ!」
ジャミ「そういうことなので心配はいりませんよ。」
良かった、と安心したのも一瞬。もうすぐ時間であり、ピリ、とした空気に変わる。
レグ「カリム、今だ!」
カ「任せろ!"熱砂の憩い、終わらぬ宴。歌え、踊れ!【
フュ「ええ……"風よ、水よ……私のあるべき道を教えよ!【
カリムさんが出した水を私が凍らせていく。すると突然水が色んな方向に飛び散り、形を形成していく。……それも見覚えのある……
カ「これリドル達じゃないか?」
レ「だから言ってんだろ?ここの記憶を可視化してるって。」
レグ「それに俺等が知りたいのはリドルの事のみ。だからそれによってリドル達の記憶しか可視化されてない。」
そしてハーツラビュル寮の鏡に入って行く姿が氷として為されていく。そしてリユさんが鏡付近で魔法陣を描き、何かを唱えた。
リユ「!繋がりました!」
ベン「マジ!?」
リユさんは喜んだようにこちらに振り向く。だが我に返ったように咳払いをする。
リユ「ですが行けるのは2人程度でしょう。3人以上行くとなると私の魔力では無理です。」
ジャミ「じゃあレオナ先輩とフュエルさんで。」←
フュ「え?」
レ「あ”?」
レグ「それもそうだな。そうしようか。」←
カ「頑張ってこいよ〜!」←
リユ「私はこちらで維持しておかないとですし。」←
ベン「応援しとるで〜」←
レ「待て待て待て!!止まれ!!」
レオナが全員の動きをいったん止める。私も状況が理解できずにパニック状態だ。
ジャミ「だってフュエルさんの後輩なんでしょう?助けに行かなくていいんですか?」
フュ「そ、それは……」
レグ「それに知らないヤツが来たらあれだし、面識のあるレオナとフュエルが行った方がいい。」
フュ「……ねぇ、レオナ。」
レ「……仕方ねぇ。」
行くぞ、そう言い私に手を差し伸べる。
__私はその手を取った。
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:聖夜の夜。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=relatian
作成日時:2022年12月28日 16時