【twst】 TIME OVER -第三節-【リドル・ローズハート】【男夢主】 (ページ16)

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運転ネクスト！！🃏 ページ16

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全員が着替え終わってオレ達は次の街に急グ。
……あんま時間も無いシ、戻るにも結構距離あるシな。

パ「……これ、乗って。」
エ「スッゴ！？何これ！？」
『ここの世界じゃ普段使いする自動車と同レベルの使用度ダゼ。』
ト「へぇ……これ結構荷物が乗るんだな。」
『あァ。お前らの学園の制服も入れときナ。裁判終わったら帰るんダロ。』

そう言ってオレは運転席に乗ル。他の奴等にやらせて事故ったらこいつ等を隠してたのがパァになっちまうからナ……

パ「……僕が運転しようか」
『……お前の運転は酔うからヤメロ。』←
パ「……そうなの？」←
『無自覚が一番怖いからヤメロ。気持ちだけ受け取ってオク。』

全員が乗った事を確認してオレは上昇させル。おぉ、という声が上がるという事はアイツ等の世界にはないんだろうと思うと少し誇らしくナル。

『じゃあナ、パクシア。上手くやれヨ。』
パ「……アンタもね。」

オレは急上昇させていク。するとパクシアと機械の街はだんだん遠くなり、果てには見えなくなっタ。名残惜しい気持ちを無くし、次の街へと急グ。

パ「……もう、そんな”アンタ”にも会えなくなるんだな。」

～～～

エ「うっわ～～！！」
ケ「すっご～～い！！！」

はしゃぐ奴等を放っておいてオレは運転していく。機械仕掛けの場所を通り過ぎて白く光る方へ進ム。

『ア、もうすぐ結構揺れるからしっかり捕まっとケ。持ってないと体ごと持ってかれるゼ。』
エ「え」

そう言ってオレは少し降下。すると何も無かった所にレールがあり、ガタン、と車内が揺れル。うわ、という声で全員が居る事を確認できタ。

リ「い、今のは何なんだい！？」
『アァ。これ結構使うって言ったロ？だからそれ専用のレールがあるんだヨ。中途半端な所で乗ったからレールの所に行ってた時は何もない状態だったってワケ。』
ケ「ん？それなら酔ったりしなくない？何でパクシア君には……」
『……アイツはレールに乗るの嫌ってル』←
デ「……その言葉だけでなんとなく察しました……」←
エ「こっわ！！やっぱあの人こっわ！！！」←

やっぱ怖いよナ！！パクシアの運転はいつ上昇していつ急降下するかわかんなくてサァ！！とこいつ等に文句を垂れていク。

それでも笑っている表情を見てオレはどうしようもなく苦しくなってしまうのは何故なんだろうか……

『さてト……次の街行クぞ！』

＿＿それはまだ気にせぬフリをして。