【twst】ツイステッドワンダーランドのマジカメ事情Ⅱ【オリキャラ】【番外編】 (ページ23)

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エ「先輩方、結構国の住民に好かれてるんすね。」
S「まぁほっとかれへんタイプが隣におるとなぁ……」
『ほら、無駄口叩いてないで。もう着くぞ。』
イ「さっきからA氏着くって言ってるけど家とか見つからないんデスケド……」
ア「それに向かっているのは大きな施設みたいな……いや、お城ですか？そちらの方に向かっている気がするのですが……」
『え？何言ってんだ？そこが目的地に決まってんだろ？』
全員-S「「は？？」」

全員が動揺したような声を出す。いやいやいや。もう歩いてる道で察さないか？？それともそんなに俺が嘘つくようなタイプに見えたのか？？←

？？「おにいちゃ～ん！！」
『ああ、ベリムスか。』

宮殿の方に近づいて行くと妹のベリムスが突っ込んでくる。いつもの事だから俺も慣れたが……体幹強くないとこれ困る奴だよな……

レ「おい、誰かAが金持ちだった事に突っ込めよ……」
ラ「見ないようにしてるんスよ！！」
エ「A先輩も金持ちなわけぇ！？」
ベ「あ、挨拶忘れてた！……Aの妹のベリムスです！ようこそ友人さん！」
『何だソレ……』
ベ「だって兄さん全然お客さん連れてこないんだもん！……あ！貴方は！」
フ「あれえ？ピラニアちゃんじゃ～ん！」

知り合いだったのかと聞くとVDCの時、迷子になった時に道案内をしてくれた！と言った時は呆れた。何でこんなとこだけ遺伝が強いんだ……

『とりあえず中に入ろう。全員分の服用意してたんだ。』
ラ「もしかして結構楽しみにしてたッスか？」
『結構以上に楽しみにしてた……！』←
S「あはは！皆洋服やもんなぁ。オレも和装着てもらうの楽しみやわ。」

それじゃあまた後で、と言って中に全員入って分かれていく。そしていつも来ていた紫と緑の着物を手に取って男装状態を解く。

㏔「お嬢様。髪型はどうなさいますか？」
『んー……とりあえずカルミア。』
㏔「ふふ、お嬢様の誕生花ですね。随分とお気に入りのようで。」

まぁそうだろうね……兄貴がくれた最後の誕生日プレゼントだったもんで。
でもやっぱり白の髪には何か足りなくて。

『……ゼラニウムも足して。』
㏔「フフ。それも誕生花ですね。確か7月2(((『さっさとつけて！！』あらあら。」

やっぱバレるよなぁあああ！！！←
……クソ……調子狂うわ……

『……行ってくる。』
㏔「ふふ、行ってらっしゃいませ。」

俺はメイドに背を向けてさっさと歩いていった。