【twst】美貌の圧政者と花魁系少女【オリキャラ】 (ページ41)

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参拾漆滴ページ41

Aside.

体がどこもかしこも軋んでいるようで起き上がるのも一苦労だな……
その時、何度も聞いたことのある声が俺の耳に響いた。

？「おやおや……これはどうしたことだ？少し早く着いてみれば、ステージが滅茶苦茶じゃないか。」
監「『あ、ツノ太郎！/。開場時間まであと2時間あるよ！？/はあるけど……』」
全員-監&貴&H&C&AM「「ツノ太郎！！？？」」

ええ？そんなに驚くことかぁ？現れたのはツノ太郎こと、マレウス・ドラコニア。ディアソムニア寮寮長を務めている人だ。グリムがツノ太郎に近づいていくがデュースが口をふさいだ。

エ「ユウ！あのヒトをツノ太郎呼ばわりするなんて、命知らずにも程があんでしょ！」
エペ「おめぇ、あの人が誰だか知らねぇのか！？」
監「え、流石に知ってるけど？マレウス・ドラコニア先輩でしょ？」
マ「む、お前もその名で呼ぶのか。」
監「言いづらいし最初は名乗って貰えなかったからあだ名付けようってなって"ツノ太郎"になっただけだけど……あ、マレウス先輩って言ったほうが良かった？」
マ「いや、ツノ太郎でいい。それに人の子とA、招待してくれてありがとう。」
『これ位どうったってないよ。……まあ……どういたしまして、マレウス。』

そう言いながら俺はマレウスの隣に立つ。そしてマレウスの方を見て笑う。

『で、マレウス。手伝って欲しい事があるんだけど……』
マ「……まぁそうだな。いいだろう。貸しひとつだ、シェーンハイト。」
ヴ「え？」
『んじゃ、行きましょか！』

俺とマレウスは魔力を込めていく。なんか物凄い音がしているような気もするけど……ま、いっか。←
そして俺達はステージを元の状態に戻した。ただし"すべてを0に"戻したのだが。

エぺ「嘘っ！会場が一瞬で元通りになっている！？」
『一応皆も少しは回復しておいたよ。僕もそんなに魔力残って無かったからほんの少しだけだけど……』
デ「す、すげぇ……流石ドラコニア先輩とエクストレイル先輩だ……！！」

ありがと、そう苦笑いして俺は言う。さっきも言っただろうが、俺等は元に戻しただけ。そう、"0"に。……察しのいい方は分かるだろうね、ウン。←

マ「さて、シェーンハイト。この僕がここまでお膳立てしてやったんだ。たっぷりと楽しませてくれるな？」
ヴ「フン。言われなくたって最高のパフォーマンスを見せてあげるわ。スタンディングオベーションする準備をしておいて。」

本当、ヴィルは輝いている。そう思った。