【twst】 TIME OVER -第一節-Ⅱ【逆トリップ】【男夢主】 (ページ3)

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先輩オブジェクティブ！！📚 ページ3

ユウside.

全員-貴「「式典？」」
『あぁ。あんまいいもんじゃないけどな。』

A先輩の言葉に息を飲んでしまう。
もしかして戦争の方が悪化してるのだろうか、と嫌な事が思い浮かぶ。

『とりあえず見てもいいがすぐに帰るお前らには関係ないことだけどな。』
I「A！もう式典の準備出来とるで！」
『了解。今行く。……じゃあ、また後で。』

そう言ってA先輩はベン先輩を追いかける。

ジャミ「いきなり式典って何をするんだろうな。」
カ「宴か？あ、でも楽しくないって言ってたな……」
「多分ですけど戦争の話だと思います。」

そう言うと皆一度止まり、動揺してこちらを見てくる者、あぁ……、と納得する者と多種多様に動き出す。

リ「そういえばボク達がここに迷い込んだ時も戦争が行われていたと聞いたね。もしかしたらそれの悪化による式典なのかもね。」
レ「それでも王自らの式典なんてめったにないだろうな。」

そうなのだ。普通は式典は王の使いがするものであり。王本人がすることは就任退任式と国に関わる大事な知らせのみ王本人から伝えるのだ。それに巻き込むのは王の責任、と。

ジャ「つーことは戦争が長引いたり不利になっているって事ですか？」
マ「いや、そうとは言い切れぬだろう。国民を守るという目的で避難を促す式典のケースは多々あるからな。」
リリ「そうじゃな。王自身が大事だと思った事や命に関わる事などは自らの命を糧にしても守らねばいけぬ責任が必要とされる時のみじゃ。」

じゃあ先輩は……そう不安に感じていた時にはA先輩は国民を前にして話し続ける姿だった。